【瀬谷のらねこへらし隊】猫ちゃん達のためにできること vol1
瀬谷の魅力を発信する「マッチメディア瀬谷」
こんにちは〜!シンシン🐼です!
徐々に暑さも落ち着いてきましたが、皆様いかがお過ごしですか?
私は遅れてやってきた夏バテに苦しんでいます‼︎
今回は、「瀬谷のらねこへらし隊」で活動されている方々にお話を伺って参りました。
瀬谷のらねこへらし隊は地域猫活動を中心に、住民間の猫トラブルゼロを目標に行政、自治体、獣医と協力し合い、猫ちゃんにも人にも優しいまちづくりを目指している団体です。
【地域猫活動とは?】
初めに地域猫活動についてご紹介します。
TNR+M(Trap→Neuter→Return+Management)という飼い主のいない未手術の猫を捕獲し、不妊去勢手術を行い元の場所にリリース、その後の管理までを一貫して行います。(※瀬谷のらねこへらし隊さんは保護団体ではないため、保護をするのはTNR活動中にどうしても必要が生じた場合だけです。)
『活動中に保護されたカンタとワラビ』
捕獲にはこのような捕獲器を使用します。
こちらの捕獲器はお住まい地域の区役所やボランティア団体で貸し出しを行っています。
捕獲された猫ちゃんは、動物愛護センターや動物病院で手術を受け、もともと住んでいた場所にリリースされ地域猫となります。
手術と聞くとどうしても、”可哀想”と感じる方もいらっしゃるかと思います。
ですが実は、手術をしない方が猫ちゃんにとって可哀想なことなんです。
外で暮らしている猫ちゃんは多ければ一年に3−4回出産するそうです。そのため雌は体がボロボロになってしまい、雄は喧嘩の傷が絶えない状態になってしまいます。
猫ちゃんが穏やかに生活するためには、手術は必要不可欠なことだなとお話を聞いていて感じました。
手術後にリリースされた猫ちゃんは手術済みの印として耳カットがされています。耳カットされている猫ちゃんたちは、耳の形が桜の花びらに見えることから、さくら猫と呼ばれています。かわいらしい呼び方ですよね〜。もしかしたら皆さまのお家の近くでも会えるかもしれません😊。
(ちなみに、耳カットは麻酔が効いている手術中に行われるので全く痛みはありません!)
『オスは右、メスは左がカットされています。』
また、地域猫活動には給餌や清掃も含まれます。手術済みの地域猫は当然ですが、ご飯をお腹いっぱい食べても繁殖することはありません。きちんと手術と管理を行えば、食べ物を求めてゴミを荒したり、糞尿で環境を汚す猫トラブルの原因を減らしていくことができます。
つまりTNR+Mが行われれば行われるほど猫ちゃんは穏やかに生きることができ、住民の方々もトラブルに悩まされることが無くなっていきます。両者ハッピーというわけですね。
【活動への思い】
団体を運営されている佐藤さんと上田さんのお二人にお話を伺いました。
ー活動の上で大切にしていることを教えてください!
一番は小さな命を守るためです。不幸な猫を増やさないことを徹底したいです。
お外にいる猫がゼロになって欲しいというのが基本ですね。お外の生活は本当に過酷で、特に夏なんかは飲む物もなくて泥水を飲んだりしています。そういう辛い思いをする子達がいなくなってほしいというのが、活動の中で一番にしている所ですね。
地域猫活動は、猫が苦手な方や猫トラブルにあった方にはどうしても誤解されがちな活動です。でも実は、猫が好きな人もそうでない人も「お外にいる猫をゼロにしたい」という利害は一致しているんです。お外の猫がいなくなることで糞尿被害や騒音も無くなっていきます。なのでもし猫が苦手だとしても、目指しているところは同じなので、地域猫活動に歩み寄って見守っていただけたらなと思います。
猫も人も住みやすい街になって欲しいなと思っています。
ー猫ちゃんの為にも、住民の皆様の為にも、心血を注いで活動されている皆様の為にも、地域猫活動への正しい知識が広まってほしいと、いち猫好きとして感じました。
本当に貴重なお話をありがとうございました‼︎
【お知らせ】
動物愛護週間に、瀬谷区役所にてパネル展示が行われます。
期間は 令和5年9月19日(火)〜同月22日(金) です。
虐待や飼い方についてなどためになるパネル展示や、動物が好きな方にはたまらない可愛らしい写真の展示が行われるので、足を運んでみてください‼︎
また瀬谷のらねこへらし隊では現在、絶賛メンバー募集中です!
猫ちゃんの見守りや車の運転などのご自身ができる範囲内の小さな活動から参加できますので是非是非ご応募ください。
↓応募は下記のfacebookからお願いします!
以上シンシン🐼でした〜。
Vol2もお楽しみに〜。