フィンランド人の誕生日パーティで日本との違いを感じたこと
1年以上フィンランドに住んでいると、次第に友達もできてきて、誕生日に呼ばれることが増えてきました。
フィンランド人の誕生日パーティーで、日本と違うなと思ったところを書きたいと思います。
①パーティを開催するのは、誕生日を迎える人
誕生日会をするかどうかは、本人次第です。パーティーの準備は自分でします。
日本は、本人には内緒で周りの友達が誕生日パーティを準備して、サプライズをするのが定番だと思います。フィンランド、ヨーロッパの他の国や、ブラジル、アルゼンチン、チリ人の友達もそうでしたが、みんなパーティは自分で主催して、友達を招待していました。
誕生日を迎える人はホストです。そこはけっこう日本とは違うなと思いました。
(でも、サプライズが全く無いわけでもなく、赤ちゃんが生まれる友達には、ベビーシャワーというサプライズパーティをします。)
②50歳が一番大事
フィンランドは50歳が一番大事な誕生日で、盛大に祝います。
(日本は還暦の60歳が大事ですね。)
私がこの前招待された時は夏だったので、友達は自宅の庭にテラス席をたくさん並べていました。
50人くらい集まっていました。みんなドレスアップしてフィンランドには珍しいちょっとフォーマルな誕生日パーティで私もテンションがあがりました。(フィンランド人は自然が大好きなので、基本服装はオシャレよりも動きやすさ重視。ドレスアップする機会が少ないのです。)
食事はケータリングで、食事の後は、バンドを呼んでみんなで踊ったり歌ったりですごくおもしろかったです。フィンランド人は、普段は物静かですが、お酒を飲むとワイワイします。
↑ケーキは彼女の手作り。白いポットに入っていたラズベリーのソースがとてもおいしかったです。
他には、アメリカが好きな友達は、50歳はニューヨークで祝いたいと言って、一緒に来れる人は一緒にお祝いして~と友達や親戚に声をかけて、みんなでニューヨークに行ってディナーを食べると言っている人もいました。
自分で企画してパーティするって、エネルギーがいると思いますが、
自分の誕生日を祝う方法を色々楽しそうに考えていて、イキイキしていて私は好きです(^0^)
③サウナがあるかどうかが明記されている
昨日、また他の友達から、誕生日の招待状を頂きました。
(誕生日の招待状っていうのも私には新鮮でした。)
彼女の40歳のパーティです。
彼女は、広いサマーコテージをレンタルして、パーティをするそうです。
きちサウナがあることや、そばに湖があるから飛び込みたい人は水着持ってきてねと招待状に書いてありました。
フィンランド人は、ホームパーティーでも、お酒飲みながらサウナに入ったりします。
そして、サウナに入った後に、湖に飛び込むのが定番なんです。
招待状に、そのことが書いてあって、フィンランドらしいなと思いました^^
そして、彼女もバンドを呼ぶそうで、どんなパーティになるのか楽しみです♪
④プレゼント
そして、その招待状に、
「もしプレゼントをくれるんだったら、パーティに参加してくれるのが一番のプレゼントだし、
あとは費用を振り込んでくれたら嬉しい」と書いてあって、
下に、彼女の銀行口座が書いてありました。
日本では、招待状に銀行口座が書いてあるのって、ないような気がします。
ヨーロッパでは結婚の時も、現金か、Wish リスト(ほしいものリスト)を新郎新婦が書いて、
それをプレゼントするのが普通のようです。
すごく合理的ですね~。
誕生日パーティだけでも、文化の違いを感じられておもしろいなぁと思いました(^^)