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長い夢を見ていたような。

2018.08.24 11:37

どうも、高校15年生のひがしです。

ちなみに加藤くんは高校10年生だ。



本日、『悶フェス2018』に出演してきた。


声をかけてくれた工藤くん、浪川くん、当日色々面倒を見てくれた高橋くん、そしてご一緒させていただいた皆さん、本当に有難うございました。

セットリスト


M1.はみがきの唄

M2.75

M3.灰色の男

M4.プラネタリウム(unplugged)



僕らの演奏といえば、…僕らの中では…あー残念!でももしもみんながとても喜んでくれたなら、ギリギリでトントン、というレベル。


何が問題だったかというと、機材トラブルという演奏以前のトラブルが問題となってしまったから。これはヒューマンエラーだ。事前のチェックをもっと徹底していれば、怒らなかった事故。大いに反省すると共に、大きな教訓となった。


かろうじて生唄に切り替えたプラネタリウムが、そこそこに評価して貰ったことが不幸中の幸いだろうか。僕らとしては呼んで貰った以上、絶対にイベントに水を差したくなかったのだ。だから、全力で生音を演奏することを強行した。



イベント自体はもう新鮮に次ぐ新鮮!

本当に若いエネルギーに満ち溢れた、最年少はなんと中学生という演者達の演奏を目の当たりにして、眠っていた何かが揺さぶられたというか、忘れていた事を思い出したと言うか、そういう思いだ。


経験を積むに連れて、自分の中に当たり前にあると思っていたものが知らぬ間にだんだん剥がれて来て、それに気づかないまま結果や形や体裁に拘ってしまう事も多いが、彼らは『とにかくまず一生懸命やっている僕私を見て!』という思いが全身から出ていたので、それを小手先に捌くことは出来なかったし、僕たちも心から一生懸命に応じたいと思ったのだ。




こいつらマジ最高かよ。




彼らのなかには、受験を控えている子もいる。

これから色々どうしょうと思っている子も居るだろう。


その選択肢の中に、もしも『音楽はもうやめる』というものがあるならば、なるべくそれを選んで欲しくはないと、思う。


そしてそれは、僕たち少しでも先を行く人間の責任でもあると思う。

社会人としての責務を全うし、しっかりと暮らしに根を下ろしつつ、自分の人生のひとつのピースとして、あるいは生き甲斐として、あるいは継続した夢として、『大人になっても音楽をやって良いんだよ』と言ってあげることができるのは、僕らの役割なんだよ、きっと。

僕らがしっかりカッコいい毎日を送っていることが、彼らが継続して音楽を肯定できる理由に繋がっていくはずだ。その責任を背負えない大人こそ、少年たちに何かを問うたり、偉そうにするのは辞めて欲しい。


少なくとも僕は、あのみんなにハッタリやフカシで接することは出来ない。



久しぶりに青春させて貰った。もっと上手になりたい、素直にそう思えた一日だった。





ちゃっかりセンターに居座るおっさん。

ちなみによしひさくんはなんと悶ファイのアンコールで壇上でタンバリンを叩いていたぞ。アンビリーバボーだぜ。