●親との関係に苦しんでいるときに
わたしは親が嫌い
なるべく関わりたくない
こんなふうに思う自分はおかしい?
こころの花園
心理カウンセラーさとみです
子供の頃から、両親が苦手でした。
自分の両親を大切に思えないのは
自分がおかしいからだと思っていました。
両親から不適切な関わりをされていても
自分が悪いからそのようにされるのだと
思っていました。
両親と関わることが苦痛で10代20代の間は
必要最低限の関わりしか持たなくなりました。
そしてそんな自分は恥ずかしいと思っていたので
両親との関係を周囲には隠していました。
そしていつかは両親との関係を修復したいと
思っていました。
そしてその機会は思わぬ形でやってきました。
ある1冊の本の心理セラピーをしたことで解決しました。
①わたしは正しい、あなたは正しい
②わたしは正しい、あなたはおかしい
③わたしはおかしい、あなたは正しい
④わたしはおかしい、あなたはおかしい
これは人間関係の4つのパターンです。
わたしと両親は③のパターンをやっていました。
両親は自分たちの正しさでわたしをおかしいと責めて
わたしは両親の正しさで自分はおかしいと責めていました。
これが長年続いていたから苦しい関係になっていたのです。
これを①のパターンに自分で変えます。
わたしはおかしい、をわたしは正しいに変えます。
自分で自分を責めるのをやめます。
自分の気持ちや考えを認めて表現しますが
相手に期待はしません。
相手の気持ちや考えを認めて聴きますが
その期待に応えることはしません。
このように自分から関わり方を変えることで
自分にとって心地よい距離と対等な位置を
保つことができるようになります。
今のわたしは両親との関係が片付いていて
このようにすっきりした文章で綴ることが
できていますが
苦手な両親と向き合うのは苦痛でした。
時間もかかりました。
あの頃の自分に言いたいのは
あなたは悪くない!
自分を責めないでほしい!
心理セラピーの本を読んで!
この3つです。
家庭という閉ざされた場所で
言われ続けたことが
決して正しいわけではないことに
気づくきっかけを与える存在に
わたしはなりたいです。
最後まで読んでくれてありがとう。