Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Fuya Photo

P20 Proを買った話 No.1

2018.08.31 16:26

マレーシアにてファーウェイのP20 Proを購入した



ミッドナイトブルーで値段は8万円ほど

日本で買うより安いし、日本に無いカラーを購入出来た

もちろんSimフリーでDSDS対応


購入の決め手はやはりカメラ性能


トリプルレンズ搭載で画質が良いのだ

カメラ以外でも

RAM6GB、DSDS対応、3900mAhバッテリ、ハイレゾ、防水防塵

など、そろそろるべきスペックをてんこ盛りにした、いわゆるハイエンドスマホに分類される



さてレビューに入ろう


カメラ性能

このスマホを買う人の大半はカメラに惹かれての購入だと思う



Leica監修レンズを3つ搭載したP20Proは現段階、全スマホの中ではトップレベルの性能を誇る


VARIO-SUMMILUX-H 1:1.6-2.4/27 80 ASPH.の刻印がされている、VARIOは可変という意味


右から

8MP カラー 80mm f2.4 1/4.5インチ

40MP カラー 27mm f1.8 1/1.7インチ

20MPモノクロ 27mm f1.6 1/2.78インチ

の順で並んでいる

40MPのセンサに関しては1/1.7インチというスマホにしては超大きいセンサを搭載している

同じサイズのセンサを持つコンデジは例えばCASIOのEXILIM EX-100Fがある

↑価格は2018年8月現在で8万円する高級コンデジだが、P20Proと同じ1/1.7インチセンサを搭載している


補足:厳密にはこのコンデジはスーパースロー撮影を可能にする為に1/1.7インチセンサを搭載しているので用途が違う、だかしかし、スマホと8万円のコンデジが同じセンサを積んでいるというのは大きさの面からもすごい事だと思う




カメラは筐体からはみ出しているものの、気になる大きさではない


さて、この3つのレンズはそれぞれ役割を分担している

通常撮影(広角)では40MPのカラーカメラを使用し、望遠時には8MPカラーカメラを使用する

望遠撮影時は10MPでの記録が可能なので、8MPの解像度とその他2つのカメラからの情報を足して10MPの画像を生成しているのだろう

モノクロセンサーでは階調やディティールの情報を取得し、カラーセンサの情報と足す事で高画質な写真を撮る事が可能になった

モノクロモード時には20MPのカラーフィルタレスの高品質なモノクロ写真の撮影が可能となる


P20 Proはマルチレンズを活かした背景ボケの表現やHDRモード、6軸手ブレ補正を利用した夜間モード、接写が可能になるマクロモードやペンライトアートなどの撮影が可能になる長時間露光モードなど様々な機能を有する

(何個かはNo.2以降で詳しくレビューしている)


撮影者はこれらの機能を使い分けられるのかと言われると難しい気もするが、安心してほしい

P20 ProはチップセットにKirin 970を搭載している



これはAI制御を司る物で、様々な被写体や時間帯を認識し、自動で各種設定を行ってくれる

例えば青空を認識した時は専用のビビットモードとなる


低照度下での撮影は夜間モードが自動で選択された


書類を認識した時は斜めに撮られた書類を真っ直ぐに補正してくれる



さらにはAF機能も素晴らしく、

・コントラストAF

・像面位相差AF

・レーザーAF

・デプスAF

に対応している

この4つのAF方式を活用して4D予測フォーカス(動体予測追尾AF)を行う事ができる


画面の全てにピント合わせが可能なコントラストAFに加えて、エリアは限られるが高速な像面位相差も搭載


レーザーAFは被写体にレーザーを照射してAFを行うAF方式で、エリアは中央1点となるが暗闇でのAFが可能になる

デプスAFは複数レンズによるパララックスを利用したAF方式となる


そしてこれら4つのAFを駆使して4D予測AFが利用できる

名前から察するに、4つのAF情報から被写体と空間を認識し、動体予測をしながらピントを合わせてくれるAFだ


No.2以降で作例を載せていくので乞うご期待