ロンドン留学記:Pre-sessional Englihg コースの全体構成と考えたこと
おはようございます。理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。
今日は、火曜日のライティングとリーディングの試験に向けて勉強してました。
昨日で通常コースが終わりました。今日は、コース全体の構成なんかを書いてみます。
Pre-sessional Englishコースは、19weeks, 12weeks, 8weeks, 6weeksとありまして、私は8weeksでした。どの位の期間のコースに参加するかは、自身のIELTSスコアと、自分がマスターで所属するコースが求めてくるスコアとの兼ね合いで決まります。
ちなみに私の場合
コースが求めているスコア IELTS 7.5
私のスコア 6.5
で8週間でした。
(仮に私のスコアが7.0であれば6weeksのコースでいいよ。という風にコースの長さが決まります)
8weeksのコースは1クラス14人(おそらく15人が最大?)で20クラス以上ありました。なので25クラスとして、他のコースも同程度の規模とすると、Pre-sessional を受けている総生徒数は・・・1400人~1500人??
全生徒数と留学生の割合とかを考えると大外れはしていない数値かなと思います。
結構な数ですね。。。コースの長さによって、学費も変動しますので、平均するとあの位として、掛ける1500すると・・・・・・結構な額ですね笑
当たり前ですが、大学もビジネスですので、こういった形で収入を増やす取り組みは重要と思います。とくに夏場はアカデミックイヤー(9月から5or6月位?)じゃないので、教室などの設備を遊ばせていおくのは固定費の無駄遣いですしね。。。
ちなみに、Pre-sessional Englishコースの先生は必ずしもUCLでアカデミックイヤーも教えているわけではないようです。私の担任もアカデミックイヤーでは別の大学院で法関係のコースを教えているといっていました。UCLでは夏の間だけ契約しているようです。
この時期に開催されるいわゆるサマースクールも盛んです。日本だと、文系の大学でスケジュールが厳しくなかったりすると年末から年始にかけてテストをして、1~3月位は休みになるんですかね?
この間に社会人が学生として通うようなウインタースクールみたいなのがあるといいですね(すでにあるのかな??)。でも、夏休みが1か月とかある(ホントか?)欧米のビジネスマンなら、『一年分の夏休みをサマースクールにあてます。』とかは可能かなと思うけど、日本人の場合は難しいかもしれませんね。。。
おそらく、欧米のトップスクールが提供するサマースクールは、『世界中から集まった、優秀で意識の高いクラスメートとコネクションを作る』というのも学費に含まれているのではないかと個人的には考えています(じゃないと、期間と授業内容に対する学費の高さの説明がつかないので(*_*;))。
日本のリハ専門職向けのコースもたくさんできたらいいのに。と思ってます。何故かというと・・・
リハ専門職に対するセミナーを提供する会社が沢山出来ているらしいです。理学療法士だけで10万人を超えていますし、毎年1万人以上の理学療法士が新たに誕生しているそうです。市場規模が大きくなれば、こういうことでお金を稼ぐ会社が増えるのは当然ですし、いいことだと思います。ただ、なかなか各セミナーの質に関して担保できません。ですので、大学などの『教育の質の責任を持てる機関』が免許を取得した人向けのセミナーというか短期間のコースを提供できるといいのになと思います。
こういうキャンパス内での対面式の短期間の授業と、通信教育のようなものを組み合わせて、学位が取れたり、スキルアップに繋がるようなコースが沢山できて、リハ専門職も学習し続けられる環境がもっと整うといいなと思います。
最後、話が逸れました(+_+)
今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
理学療法士 倉形裕史