時には言語化も大事です。
イライラしたりモヤっとしたり、感情的になった時は思いの丈を紙にぶつけましょう、という言葉はよく聞くかもしれません。
人は、得体の知れないものに恐れを抱きます。
言語化してラベリングすると、分からなかった時よりも安心できたりします。
実際自分でやってみていますが、とてもいい感じです。
写真は、無印の方眼ノートとペンです。
このペンは滑らかな書き味で好き。そして、私は昔から方眼Loverです。
やりかたは様々です。検索すればネット上にいくつも出てきます。
先日、私がやってみた方法はこちら↓です。
感情が出ている時なら、上のリンクのような質問は不要だと思います。
私の場合は、書き始めると次々と言葉が出てくるので、それを紙に書いていくだけです。
人に見せるわけではないので何を書いてもOKです。
バイロン・ケイティは、「ワーク」を行う時は、書き出さないと、思考が先走って気づかないうちに頭は別のストーリーに走ってしまい、探求するよりも裁いている内容を正当化してしまうと言っています。
光より速いとも言える頭の働きは、書くことによって止められるそうです。
そして、考えが紙の上に表現されることで、探求が可能になるとのこと。
【参考】バイロン・ケイティ+スティーブン・ミッチェル著「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」ダイヤモンド社
私が提供しているストレスクリアは、2つの質問に答えていただき、私がそれを書いていきます。
心の奥深く(潜在意識)にある価値観を可視化していくセッションとも言えます。
この価値観は現実に色濃く反映されています。頭と一致していない価値観があることに気づかないと、望まない現実を創り出していたりします。
なので、自分を知ることはとても大事なんです。
言語化のメリットは、
- 吐き出すことでスッキリする
- 得体のしれないものが明らかになることで安心できる
- 自己探求が可能になることによって解決の道筋を見い出しやすくなる
- 隠れていた価値観・思い込みが可視化される
などでしょうか。
もちろん、この言語化が唯一のものではありません。
感情的になった時に身体感覚を感じることも、かなり重要だと思っています。
私が自分自身にかなりの頻度で使ってきた、身体感覚と対話するフォーカシングは、とても効果的な心理療法です。
もしかしたら、意図的に言語化する時以外の在り方は、身体感覚に敏感になっていた方がいいのかもしれません。
その方が、今ここにいられるような気がします。
いずれにしても、常にラベリングするのは疲れますよね。
ということで、私モーニングページ始めます。
長沼美恵