京都学生演劇祭アーカイブ

ルサンチカ

2018.08.28 03:00

『星の王子さま』

脚本:寺山修司

演出:河井朗


「何百万の星のどれかに咲いているたった一輪の花をながめるだけで

しあわせだ」とサン・テクジュペリの星の王子様は言っている。

だが「見えないものを見る」という哲学が、「見えるものを見ない」ことによって

幸福論の緒口をつなごうとしているのだとしたら、私たちは「見てしまった」

多くの歴史と、どのように関わらなければならないのだろうか?(寺山修司)

観客の目の前で起きている「演劇」は嘘か本当か。

ルサンチカが「演劇祭」で挑戦する、第三回公演。


プロフィール

京都を拠点に活動。2013年3月に河井朗を主 宰に、近藤千紘、瀬戸沙門、藤井さちの四人で旗揚げした演劇ユニット。世間的弱者の鉄筋コンクリート製防御陣地。扱う戯曲の殆どに、 生を全うしようとする過程、または結果が存在する。