京都学生演劇祭アーカイブ

ナマモノなのでお早めにお召し上がりください。

2018.08.28 03:00

『わたしのゴッホ』

脚本・演出:ヒラタユミ


この世に作品を生み出すのならば、何があっても傑作でなければならない。だって作品と呼ばれるものはすべて、世界を変え、人の人生を変えるために存在するのだから。それなのに、わたしの目が邪魔をする。 色を捉えられないこの目が、わたしの傑作の枷になる。だからわたしは探すことにした。わたしのための、絵筆と絵具。わたしの傑作を、わたしの代わりに描いてくれる「わたしのゴッホ」。「はじめまして。よろしくね、わたしのゴッホ。傑作を生み出し、世紀の画家になるために、お前のすべてを捧げてくれ。」


プロフィール

ナマモノなのでお早めにお召し上がりください。はヒラタユミの個人ユニットです。公演の都度役者やスタッフを集めて芝居をしています。よろしくお願いします。