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体調記録

私たちの星で(梨木香歩、師岡カリーマエルサムニー)

2018.08.26 03:35

大好きすぎる(笑)梨木さんの本。本屋で見かけて買ってあった!



やっぱり(笑)うおおおー!となる本でした。

まさに、ちょっと前に読んだ本にでてきたキーワード、「じぶんを生きる」ってのはこういうことなんだろうと思う。


梨木さんと、カリーマさんの、文通エッセイ。日本のこと、エジプトのこと、ムスリムのこと、宗教のこと、世界のこと、そのなかで生きる自分のこと。

梨木さんがムスリムについてもっともっとわかりたい、というおもいから実現した対話らしい。カリーマさんは最初は結構戸惑っている様子があるけど、多分すごく頭の良いかた。すぐに梨木ワールドを理解して(笑)応えてる。宗教のこと、アイデンティティ、開けっぴろげにはなかなかできないテーマだけど、お互いおもいやりながらおもいを語り合うなかで、ほんの少しずつ距離が縮まってゆく。それぞれの学び。すてき。

梨木さんはやっぱりこの境界を漂うような、ふわっとしたとこよ、なあ(^ν^)


カリーマさんについては全然知らなかったけど、カリーマさんの本もよんでみたいなあ。


これからのチキュウを生きるのに必要なのは

結局こういう、あいてをほんとうに思いやるこころなんだろうと思う。

どんな人でもどんな考えでもどんな宗教でも、

自分と違っているものも。

たとえ理解できなくても。


受け容れる

寛容さ。

梨木さんの本に幾度となく出てくるテーマのひとつ。