「御飯が、肥満の原因になっている」というのは 正しいの?
実は、訳があって、わが家では、4日前から白米の御飯を炊いて食べています。
滅多にしない外食以外では、白米を食べたことがもう20年以上ありませんでした。
ですから、7歳の長男も、3部搗き御飯や酵素玄米しか食べてこなかったのです。
それで、「ふだん食べている御飯がどれほど美味しくて、栄養豊富で、豊かな食生活の基盤になっているのか」思い知ることができました。
白米ご飯を食べたあとの身体は、ふだんとは違う異変がはっきり現れました!!
まず、白米は食物繊維やビタミン・ミネラルがほとんど失われた純粋な糖質なので、甘味が際立っていて、甘ったるく感じ、塩分の強い味を求めます。
そして、食後はすごく口や喉の渇きを感じます。
ブドウ糖が血液中に一気に吸収されて、血糖値が高まり、水分を要求しているのですね。
さらに、困ったことには、ふだんは便秘をしたことがないのに、便秘になってきます。
しかも、腹持ちが悪く、すぐに空腹感を感じることもあります。
息子は、「疲れた」「だるい」「喉が渇いた」「便秘」と、たびたび訴えています。
血糖値が急上昇し、急下降するわけですから、身体にも心にも大きな負担になってしまうんですよね。
総合すると、白米を主食にすると、「身体にとって充足感のある食生活から離れて、不健康な状態になりやすい」と思います。
「御飯が、肥満の原因になっている」
というのは、正しくは
「白米に精製した御飯が、肥満の原因になっている」
ということなんです。
肥満の原因になるのは、動物性脂肪、精製した炭水化物(精白米、精白小麦、砂糖)の摂り過ぎです。
とにかく大きな問題になるのは
動物性脂肪や精白されたものは、必須栄養素を含まない「空っぽのカロリー」なので、身体の自然な満足感を得られないこと。
動物性脂肪、精製した炭水化物をいくらたくさん食べても、40種の必須栄養素が不足したままです。
栄養不足のままだから、身体は満足感を得られません。
そのため、適量でやめることができずに、大食いになってしまうんですね。
やっぱり、白米を主食にすると、野菜や豆類や海藻や果物などを食べ合わせても、食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの栄養が不足し、心身の健康を損なう危険があると実感しています。
こちらは、ふだんの息子の三部搗き米の御飯
一方、玄米や豆類などの精製していないものを食べると、限度を超えてしまうバカ食いはなくなってきます。
身体には、食欲の調整機能が備わっていて、「体調にあわせた適量で満足できる」のが本来の正常な食欲であり、健康な状態です。
さっそく、肥満や糖尿病などの生活習慣病の元になってしまう「悪い原因」をやめて、健康的に美しくなるスーパーヘルスダイエットを始めませんか♪