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土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』

9/13にかほ市鈴自治会の皆さんと講話会を開きました

2023.09.13 08:37

 去る9月13日(水)、にかほ市の鈴自治会の皆さん25名が土崎みなと歴史伝承館を訪れ、土崎空襲について学びました。

 動画「語り継ぐ土崎空襲」を視聴した後、小野が補足的なプレゼンテーションを行い、伊藤津紀子さんが体験を交え空襲下の人々の悲劇などについて語りました。最後に、現在日本が軍備を増強しようとしていることについて、これで良いのだろうか?平和を守ることにつながることなのか?と問いかけてお話を締めくくりました。話し合いの時間は十分とれませんでしたが、アンケートの中には、戦争に対する不安や軍備増強反対の意志を表す記述が見られました。

 以下、アンケートの記述を紹介します。

「初めて訪れました。空襲があったときは4才で秋田市楢山に住んでいました。母親に抱かれ防空壕に入ったと思います。空からキラキラ光るものが沢山落ちてキレイだなと思ったのを覚えています。ビデオで説明していた電波を妨害するものだったのですネ。」
「私は昭和21年戦後生まれですけど、生まれは金浦町出身で、聞いた話で、昭和15年生まれの男性が土崎の空襲で片腕を失った話を聞いていました。でもその人は確か市役所に入って何でも器用に生きた人と聞いています。今現在は入所しているみたいです。またこれからのこどもたち、孫たちのことを思うと絶対に戦争はダメです。ロシアを何とかできないものか毎日思っています。」
「日本の軍備増強は程々に!全世界での争いがなくなることを願う。」(66)
「戦争責任については日本国民として真剣に考えなければならないと思いました。」(64)
「戦争を知らない私ですが、人の命の大切さを改めて感じます。今、ウクライナ・ロシアの状況をTVなどで他人事のように見ているが、平和の大切さをすべての人が考えなければいけない。時代を担う子どもたちにも語り続けていけたらとも感じました。ありがとうございました。」(65)
「軍備増強大反対 どうしたらいいの?」(75)