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感想屋*yuki

よくあるお問い合わせについて回答します。

2023.09.13 18:40

平素より皆さまには大変お世話になっております!

おかげさまで9月受注枠も満枠・10月以降につきましてもご予約を頂いている状況で、

私としましては大変有難く、光栄に思っております。

一方でなかなかご予約が取りづらい状況が続いており、その点につきましては大変申し訳ありません。ご提供中のサービスにつきましては今後も日々改善を続けて参ります所存ですので、

どうか末永くお付き合い頂けましたらとても嬉しいです。

今回、よく頂くお問合せがございまして、一度オープンで回答した方がいいと判断し、ブログに書く事にしました。

内容はこちら【納期前に、現段階で出来ている分だけでも先に納品して欲しい】です。


まず、大大大大前提として、納期変更へのお問い合わせは問題ありません!


そもそも私のサービスは納期が長くなりがちな傾向があります。これは私の遅筆さ、感想へのこだわりによるもの、ご予約頂いたご依頼を順番に対応しているため等々理由はございますが、結果的にご依頼者様をお待たせしている事には変わりありません。この点につきましては本当に申し訳ないと思っております。


こうした事情があるため、ご購入後に双方事情が変わり、当初の納期では都合が悪くなってしまうパターンもございます。これは不可抗力ですので、例えば「予定の納品日だと、内容確認や承諾が出来ない」「入稿日が前倒しになってしまうため、校正内容だけでも先に送って欲しい」そして何より、「待つ間にモチベの低下に耐えられなくなってしまった」…という事が起きてしまうと思います。


こういった様々な事情により、納期変更の打診を頂く事自体は大歓迎です。このあたりは気負いせず、お悩みが発生した時には是非お気軽にご連絡を下さればと思います。

こうしたお問合せを頂いた場合、頂戴したご依頼の内容や状況により、当方としましても最大限出来る限りの対応をさせて頂きます。

先ほど例に挙げた入稿日が理由であれば、まず御本が出なくなってしまう方が大変な事なので、スケジュール上で対応可能な範囲で校正内容をお送り致します。

ご依頼者様のご予定が変わってしまい、承諾やご確認が難しくなってしまった場合は、日程を再度すり合わせの上で、前倒しもしくは後ろ倒しにすることで対応させて頂きます。

モチベ低下等、他の理由につきましても、詳しくお話をお伺いし、対応可能であれば日程を

ご相談の上で再度納品日を決めさせて頂きます。

ここまでが大前提です。

お問合せを頂くこと自体はまったくご迷惑でないことを、まず御承知頂けたら嬉しいです。

その上で、お伝えしたい事がございます。基本的に、「途中段階の感想原稿」を送付することは難しいです。校正につきましては、スピード勝負になってきますので、校正の基準を緩めることで対処するなど、場合により全ての校正原稿をお送り出来る可能性が高いです。なので感想と校正は別物とお考えください。


なぜ感想原稿は途中のものを送れないのか?という理由を説明させて頂きます。

これは私の感想原稿の作り方によるものです。私は感想を綴る際、リアルタイム方式(作品を読んで都度感じたことをつらつらと原稿にしたためていくスタイル)なのですが、初稿は「アナログのメモや、散文のみ」です。


納期を頂戴している期間中は、複数回作品を拝読させて頂いておりますが、その最中の作業を具体的に並べると、

読書一回目+メモ取り、言葉にならない気持ちの散文をとにかく書き連ねる→

読書二回目+散文メモそれらを踏まえながら、一度目では感じられなかった事や読み取れなかった部分、気になった部分を重点的に拝読する→

読書3回目以降で、やっとPCに向き合って、オタクの唸り声としか思えないようなものたちを他人様にお見せできるような言葉に直してまとめあげていく(+推敲作業)

…となっております。


正直、推敲前の感想云々は、とてもじゃないですがお見せできるものではありません…。しかしだからと言って、途中段階のものを一時的にまとめあげたとしても、それは感想としては不完全なものです。私にご依頼頂く方々は、納期より質重視の方が多いので、私もそこは崩さないように(納期を優先するあまり、質を落としてでも納品する行為)は絶対にしないようにしています。

そのため、場合により納期延長を申し出る時もありまして…そこは一応ビジネスとして請け負っている身としては、未熟な点だと反省と葛藤を持っている部分ですが、その話はまた別の機会でお話するとしまして…

料理で例えれば、食材探しからフルコースのメニュー決め、そこからやっと料理の下ごしらえをして一品ずつ完成させて、綺麗なお皿に盛りつけてテーブルにお出しするまでが「納品」と思っています。ですので、途中の段階で納品して欲しいというご要望を頂きますと、「切っただけの材料を雑に出すことになりますが…多分美味しくないですけども…」と戸惑います。

こうして詳しい作業内容を開示したのには理由があって、「もしかしてご依頼者様と私の間で、納期中の行動のイメージに齟齬があるのかな…?」と思ったので、今回オープンにしてみることにしました。

ただこれは一例でして、例えば短編集をご依頼頂いた場合は、「2作目までの分なら納品出来ます」と出来る場合もございます。これは私が一作単位で感想作業にあたっているため、時期によっては何作分か既に推敲済みの原稿が揃っている場合もあります。こうした場合は先に出来上がっている分だけお送り出来ます。

本当に、状況によりけりなので、繰り返しになりますが打診は大歓迎です!

ただ最後に、一番困るパターンだけお知らせさせて頂きます。

冒頭で少しお話したように、当サービスは受注枠が少ないため、ご予約がなかなかとりづらかったり、ご新規様がご購入出来る機会が少なかったりします。

そのためかは正直わかりませんが、お見積り段階では「何でもOKです!料金も納期もお任せします!」と快く仰って頂けて、嬉しい気持ちのまま実際に購入頂いたあとに、トークルームにて「本当はこうして欲しい、やっぱりこうして欲しい」とご連絡を頂く案件もございました。

ひとまず私の感情は置いておきまして、後出しをされてしまうと他のご依頼者様のご迷惑にもなりかねませんので、お見積り依頼の際は是非、素直に条件をご提示頂けたら助かります。ご教示頂いた条件にて、出来る限りご要望に沿ったご提案をお送りさせて頂きます。

それでも条件が合わない場合は大変申し訳ありませんがご縁がなかったという事で、別の方にご依頼頂けますと幸いです。同種サービスで、素敵な感想を書いて下さる方はたくさんいらっしゃいますので…!!当サービスにあまりこだわらず、様々な方からのご感想を聞いて、元気になって頂きたいなと思います。


私はとても恵まれていると思います。何度もリピートして下さるご依頼者様、ご新規様でも終始丁寧に楽しくやり取りをして下さる方々…何より温かな言葉をたっくさんお送りくださる方が多くて、心が折れそうな時は本当に支えにさせて頂いております。

Twitterでもちょこっと呟きましたが、今年中に感想屋を辞めようかどうか検討していました。だけど求められる限り、もうちょっと、もうちょっとだけ、楽しくやってみようと思います。

長くなってすみません。「感想屋はすぐに廃業する、長続きしない」と薄っすら聞きましたが、正直今年はそれを実感する一年でした。(まだ今年終わっていないですけども)

今までは、トラブル(未満)や、困ったな~という事があっても、ずっと黙っていました。元々マイナスな事を言うのが得意じゃないので、どうお伝えしたらいいかも迷っていました。けれどこうしてしっかり回答することで、お互いに無駄に気を遣う機会が減ればいいなと思って、勇気を出して書いてみました。


こんなしがない文字書き(感想屋)に、ついてきて下さる方々がいるだけでも、本当は私は恵まれすぎていて、こんな文句染みたことを言ってはいけないんだと思います…何より遅筆で…(すごく気にしています)

今後もクオリティを守りつつ、出来る限り納期も短く・即対応が出来るよう頑張っていきたいです…!それとトラブル回避のためにも、NG項目も今後は明確にしていきたいと思います。(最近ですと、「ノンフィクション作品による、実際に行った犯罪行為を肯定するような内容が含まれるものはNG」とさせて頂きました。出版前提ですと被害者の方が目にしてしまう可能性もあり、どう頑張っても良い感想が出ないため個人的に受注NGです。)

他、お知らせした方がいいなという事がありましたら、またブログ書きます。


未熟者で恐縮ですが、今後とも温かくお見守り下さいましたら嬉しいです。


沼手ゆき