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子ども坐禅と肝試しの会2018

2018.08.18 17:00

今年も凄いビジュアルです。

毎年恒例の子どもイベント、小学生対象の子ども坐禅と肝試しの会が開催されました。


定員30名でしたが、あっという間に満員に。

倍以上の方をお断りしてしまう状況となり、主催者としては嬉しい反面申し訳ないところでもあります。

流石にこれをもう一回やるエネルギーはありません…(笑)




昨年はお香ブレンドワークショップを行いましたが、今年はアロマキャンドル作りを行いました。


講師を務めるのは、福島市八島田にアロマテラピーのサロンを構える門奈順子先生。

サポートスタッフと共に、子どもたちに丁寧にキャンドル作りを教えていきます。

ラベンダーの良い香りが座敷に広がりました。


このイベントは市内一円からの参加者が集まるため、他校の小学生との交流も生まれます。最初は緊張した面持ちでも、物作りや共同ワークは何よりのアイスブレイクになりますね。


好きな色を選んでいく。

女子にはパステルカラーが人気のようでした。


エアコン全開でも追いつかない子どもたちの熱気。

ある子はお母さんへのプレゼント。ある子は仏壇に供えるご先祖様への灯明に。それぞれあれこれと語り合いながら、賑やかな時間が流れていきました。

キャンドルを冷ましている間に、会場を移して坐禅の時間。



食事はボランティアのお母さんたちが作ってくれたカレーを食べます。




その間、控え室では粛々と不気味な雰囲気が立ち込めていました。

今年で3年目、プランニングを一任しているママさんたちのボランティアによる肝試しの仕込みです。



角度、タイミング、照明、綿密な打ち合わせが進められていきます。


100円ショップで買ってきた衣服を、DIYで仕込みます。主婦の知恵は凄いですね…

コストは安く、しかしリアルに、手作りで愛情たっぷりの手技。


住職の怪談から、肝試しスタート。

四つの部屋で仏様の教えカードを4枚集める、アドベンチャー肝試しです。

余裕だった子どもたちも、相当怖がっている様子。

怖くて進めないのに、お化けに向かってバーカバーカ!と虚勢を張る姿が何とも微笑ましいのです。

力を合わせてクリアする肝試し。

人間は絶対に1人では生きていけない。

怖さとのせめぎ合いの中で、友達を頼りに進んでいく経験は、現代にこそ必要なプログラムだと思います。


時には暗闇から四つん這いで追いかけてくるゾンビのようなお化け。

物陰に潜む白い着物の女…。

これは大人でも怖いです!


今回はファミリーで手伝ってくれたボランティアの方々も多数おりました。社会人、高校生、去年参加者だった中学生。

怖がる子どもたちの手を引いて一緒に歩く姿には、心打たれるものがありました。主催者冥利に尽きます。


来年もまた、お待ちしております!


今夜は、あなたの枕元に…


合掌