残したいところ
2023.09.14 05:00
先日、リフォームコンパス東京表参道店にK様がお越しくださいました。
女性お一人でのご来店で、6年前にご主人様が他界されており、
息子さんもお仕事で離れたところにいらっしゃるため、
お一人で築30年ほどの木造住宅にお住まいとのことでした。
お家の中も色々と不具合が出てきており、床暖房や給湯設備が壊れたり、
お風呂のタイルにもひび割れが目立ったりしてきていらっしゃるようですが、
老犬を飼われていたことで、なかなか大きなリフォームに踏み切れずにいらっしゃったそうですが、
この春に亡くなったため、本格的にリフォームを考え始めた、というお話でした。
K様はお一人での暮らしのため、全面的なリフォームではなく、
1階部分を快適にしたい、と考えていらっしゃいました。
お荷物が多いことから、収納を充実させたいというご希望の一方で、
将来的に和室を寝室にしたいというお考えから、リビング横の和室については、
極力既存のものを活かしたい、というお話をされておられました。
リフォームの場合、古くなったお家を新築のように生まれ変わらせることも可能です。
その一方で、既存のものを上手に活かして計画するということもできます。
詳しくはおっしゃられていませんでしたが、
その和室には、もしかするとご家族の思い出も刻まれていたのかもしれませんね。
K様には、どのようなリフォーム会社があるのか、
またどういうところに見積りを依頼すると良いのか、ということをお話しさせていただき、
その後4社のご紹介をさせていただくことができました。
ぜひ各社とじっくりと相談していただきながら、
安心のできる、素敵なお家にしていただけたらと思います。
K様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura