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癒し系心理セラピスト:川口淳一【ホームページ】

参加してきました。宮崎でのLGBT講演会(^-^)

2018.08.26 17:52

『多様な性と人権』講演会&トークディスカッション
8月26日(日)13:30~15:30
宮崎市佐土原総合文化センター:小ホール&ギャラリー

LGBTに関するものとして、とても充実した内容でしたし、人権について考えさせられる貴重な機会になりました。

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私がブログで本質的にはGayであることをカミングアウトしたのは、7月9日でした。
何故カミングアウトしたのか?
TVドラマ「おっさんずラブ」(テレ朝)、「弟の夫」(NHK)、「女子的生活」(NHK)にどっぷりハマって何回も何回も観て、これらのドラマが何を世に伝えようとしたのかを自分なりに噛み砕いたからかな。。。(^_^;)
Gayであることは恥じることでは全くないし、でも公表しなかったし、でも本当の自分はこうだと言いたかった。。。

この3つのドラマはそれぞれ方向性が違いますが、制作サイドの意思がはっきりしています。だから、LGBTでない方々が観ても、考えさせられつつ心を打たれる作品なのです。

その後、国会議員によるLGBTへの超問題発言(雑誌への寄稿)において「生産性」という有り得ない言葉使いがあり、LGBTを槍玉に挙げてくれたお陰様(?)で、逆に国民は「人権とは?」というお題に関して考える機会を得られたのかもしれません。
(当議員と所属党において誠意ある対応が全くもってなされていない現状は、Fu☆kです)


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LGBTからちょいと離れますが・・・

私は心理セラピストという立場になって1年半程度。
5年半前に自分の心が折れてしまった時、出会えた心理セラピーの素晴らしさに感動し、私も人様の心をほぐし癒す仕事をしたいと思い、ここまで進んできました。
辛さを経験した者としてクライアントの心に寄り添える者になろうと、絶えずブラッシュアップしているつもりです。
そんな中、最近強く思うことは、人の心は自分を勝手にジャッジし過ぎるということ。

・自分にとって好ましくない感情を、捨てたいと分離したがる
・嫌な感情を自分の心の中から消してしまおうとしたがる
・マルかバツか、白か黒か、善か悪か、無理やり判断したがる
・自分の心に欠けているものを鼓舞させるツールに心惹かれて、本当の自分とはかけ離れた方向に走る
・以上の観点から、自分がちゃんとやっているのかを再度自問してしまう

そういう自問自答って、ぶっちゃけ、どうだってよろしいのかもしれません。ぐるぐる回ってるだけ。
むしろ、マイナスだと思っているらしき自分の感情パターンを受け入れることが大事ではないかと思うのです。
頭で心をジャッジして矯正かけてる段階で、一瞬、自己洗脳は出来るかもしれないけど、いつかまたきっと苦しくなるはずです。だって、心は騙しようがないし、ましてや洗脳出来るような領域ではないから。。。

弱くて頼りない自分だって、本当の自分。
怒りっぽい自分、沈み込む自分、憎しみを持っている自分だって、本当の自分。
自分を許せない自分だって、本当の自分。
いつも前に踏み出せない自分だって、本当の自分。

ネガティブな要素を持っていることを容認してこそ、心は前進しようと動くのかもです。
それが自分自身を愛する・肯定する第一歩であり、「ありのままの自分」を認めるということではないでしょうか。。。
持ってはいけない感情なんてないのかもしれません。
(犯罪に走ることは別(^_^;))
そこから、心は変化するものではないかと。。。

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今日の講演会&トークディスカッションに参加して感じたのは、洗脳され押し付けられた価値観の中で生きることの辛さでした。
私も含めLGBTの方々が、当事者として、安心出来る生活を送ることが出来るよう、性的大多数の方にも知識を持って頂きたいし、それが人権を語る切り口にもなります。
人権の問題は、高齢者の介護支援、障がい者と言われる方々への支援、子供の貧困や家庭内虐待など、様々な場面に繋がっていきます。
つまり・・・LGBTの権利だけを主張しているわけではないのです。

人権。尊い権利。
人として幸せで安心出来る生活・人生を過ごす権利。
愛を心から表現できて、愛を相手に渡すことが出来て、生活においてもそれを脅かされることなく生きられる権利。
私達の存在価値は「愛」でしか測ることが出来ません。
憎しみや対立ではありません。ある意味、シンプルなことなのです(^-^)。