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マヤ

『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI34 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.08.26 23:30

一歩外に出て隆臣の靴を忘れたことに気がついた。




「たっくんの靴…」



左手で隆臣をしっかり抱き、立ったまま手を伸ばして靴を取った。



上体が斜めに傾いたので、隆臣と頬がくっついた。



隆二の頬に隆臣のチョコクリームがべっとりつく。




「あ!パーパ、チョコついたよ!」



隆臣が無邪気に笑う。



「平気だよ、たっくんのチョコだもの」



「そーなの?」



「たっくん、もうパパにぷん😠しないの?」



「しないよ、パーパだいしゅきよ」



隆臣が隆二の首にギュッと抱きついた。



「たぁくんもね、パーパに会いたかったの」



隆二は必死で涙を堪えた。



「そっか…グスン、早くおんもに出ようね」



何気にふと隆臣の足元を見ると、サイズがぴったり合った真新しい靴下を履いている。



「たっくん、お家を出る時に履いてた靴下はどうしたの?」



「おねーしゃんがお着替えしたのよ」



そういえば洋服も隆臣が着ていた物じゃない。



改めて部屋の中に目を向けると、

子供用の作り付けのベッドに新しい勉強机、子供用の洋服ダンス。



ハンガーにはちょうど隆臣が着れそうな園児服が掛けてある。



(どういうことなんだろう?)



(同じ年くらいの子供がいるのか?)





つづく