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9.24 大阪 DEEP☆KICK 67 -55kg王者・翔磨が怪我で出場辞退、それに伴い暫定王者決定戦に急遽カード変更!他、2つのトーナメントの開催を含む全試合が決定!

2023.09.14 14:27

 9月24日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 67』の追加カードとして、先日8月の準決勝を勝ちぬいた両名によるDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に加え、DEEP☆KICK-51kg第3代王者を決める王座決定トーナメント準決勝の開催、そしてメインイベントとして発表されていたDEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ 翔磨(多田ジム) vs 鷹介(魁塾)の中止と変更カードが発表された。


 まずは前述の通り、ダブルメインイベント2として開催予定だったDEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ に出場する翔磨が怪我により出場困難に。大会開催1か月を切っての出場辞退にDEEP☆KICK実行委員会は協議の上、急遽として暫定王座決定戦の開催を決定、出場するのはタイトルマッチに挑戦者として挑む予定だった鷹介 vs 同級2位の真琴(NJKF誠輪ジム)が選出された。

 真琴は長身から繰り出される鋭く巧みな蹴り技を軸にプロ戦績11戦8勝2敗1分1KOを誇る確かな実力者。DEEP☆KICKでは4月「DEEP☆KICK ZERO 07」にて当時ランキング上位であった力哉(BKジム)と対戦、1Rにハイキックでダウンを奪うと2Rからもロー・膝・前蹴りを駆使し力哉を圧倒、判定勝利をおさめランキング2位に躍り出た。先日9月「NJKF 2023 west 4th」ではタイからの刺客・Topgun kiatsongrit(タイ国)との日泰交流戦を行うと前蹴り・ミドルで歩を進めていき本場の選手にも負けない首相撲を披露し見事判定勝利と連勝記録を伸ばした。そして急遽決まった暫定王者決定戦、ようやく巡ってきたベルトへの初挑戦にテンションも最高潮だ。試合感覚が短くても関係ない、ハイレベルな技術を武器にまずは暫定王者の椅子を狙う。

 この試合はDEEP☆KICK-55kg暫定王座決定戦と銘打ち試合順はダブルメインイベント1として、もともと開催予定だったDEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメント決勝がダブルメインイベント2という試合順で開催が決定。変更はあったものの暫定王者も確かなチャンピオンだ、2つの王者決定戦を楽しみにしてほしい。


 続くは8月「DEEP☆KICK ZERO 08/09」にて行われたDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝を共に勝ち抜いた2名のトーナメント決勝戦、長く同級1位を守るKING龍蔵(ROYAL KINGS)と長くDEEP☆KICKの盛り上げ隊長として君臨するFUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)の対戦が決定。

 KING龍蔵はプロ戦績13戦7勝4敗2分を誇り勝利は判定勝利が多いも試合中のダウン奪取率は高く、何よりも根性溢れるスタイルが魅力的なファイター。昨年6月より始まった前挑戦者決定トーナメントを制し昨年12月、現王者・宮崎就斗(TARGET)とのタイトルマッチに挑むも無念の1RKO負け。しかしKING龍蔵は止まらない、3月「QP PRESENTS HOOST CUP KINGS KYOTO 11」にて9戦全勝無敗を誇っていた吉村凌仁郎(Proud heart)からダウンを奪い判定勝利を収めると、8月の準決勝では前々トーナメント覇者の麻太郎(NJKF健心塾)を相手にこちらは2度のダウンを奪い判定勝利、絶好調をキープしたまま決勝進出を決めた。この決勝はあくまで通過点、再びの宮崎へのリベンジ、そして次こそはベルト奪取を叶えることが出来るのか。

 対するはFUJIMON♡、プロ戦績39戦20勝15敗4分という正にベテラン選手。入場での小ボケで笑いを取ると試合ではトリッキーなスタイルで盛り上げる正に盛り上げ隊長だ。3月「DEEP☆KICK 65」では桃翔(T-KIX GYM)を相手に2RKO勝利を飾りトーナメントに抜擢、8月の準決勝では櫻井芯(teamFIST)と対戦すると、1Rにダウンを奪取しポイントを取ると前蹴りを軸に熟練の試合運びを見せ見事判定勝利、トーナメント決勝への進出を決めた。以前よりX(旧Twitter)では「最後のトーナメント、最後の挑戦」と語っており、9月には31歳を迎えるFUJIMON♡。プロ40戦目となる次戦、トーナメントを制し先にあるベルトを手に有終の美を飾れるのか、FUJIMON♡が魅せる最高の盛り上がりを楽しみにしてほしい。

 8月のマイクでは、KING龍蔵が「この(試合)内容だと僕には勝てない」と煽るとFUJIMON♡は「決勝では究極完成体を見せる」と返しKING龍蔵は「じゃあ完成形を見せてもらいます」と互いにノリのいいコメントを見せた。しかし両者の歳の差は12歳と一回り違い、戦績はFUJIMON♡はKING龍蔵の3倍を誇るなど正にルーキーとベテランか。王者・宮崎への挑戦まであと1歩、勢いそのままにKING龍蔵が再びトーナメントを制すか、FUJIMON♡が最後の挑戦としてベテランの気迫を見せるか、互いの意地を懸けた対決を見逃すな。


 また3月「DEEP☆KICK 65」でDEEP☆KICK-51kg第2代王者に輝いたKING TSUBASA(ROYAL KINGS)が返上したベルトを懸けた王座決定トーナメントの開催が決定。出場するは同級2位のJIN(楠誠会館) vs 8月のフレッシュマン1DAYトーナメントを制し出場権を獲得したKING陸斗(ROYAL KINGS)、

K-1からの刺客・安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード) vs -53kg5位の龍太郎(VALIENTE)、の4名2試合が決定した。

 まずはJIN、現在17歳ながらもプロ戦績11戦8勝3敗2KOを誇りMA日本バンタム級王者・ジャパンカップバンタム級王者と2冠を達成している新進気鋭の高校生ファイターだ。DEEP☆KICKでは昨年12月より開催されたDEEP☆KICK-51kg第2代王者決定トーナメントに出場するも準決勝でKING TSUBASAを相手に無念の1RKO負けを喫する。しかし3月「DEEP☆KICK 65」では吉田亮汰朗(BKジム)を相手に2RKOを飾ると、7月「KING OF SOUL vol.6」ではDEEP☆KICK-53kg1位の上村雄音(BKジム)を相手に判定勝利を飾り前述のMA日本バンタム級王者を冠している。8月「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」では那須川龍心(TEPPEN GYM)に判定負けを喫するも気落ちはない、爆発的なオフェンス力を武器に3冠達成を狙う。

 対するはKING陸斗、プロ戦績は3戦3勝と全勝を誇り4月「DEEP☆KICK ZERO 07」で佐々木仁紀(BFA-SEED)を相手にプロデビュー戦勝利を飾ると、前述の通り8月「DEEP☆KICK ZERO 08」にて行われたDEEP☆KICK-51kgフレッシュマン1DAYトーナメントに出場し準決勝で山中涼惺(大阪キック T.B.NATION)、決勝で樹斗(MONSTER JAPAN)を共に判定で下し見事トーナメント優勝、そして今トーナメント出場権を獲得した。まだ16歳、デビュー5か月目にして早くも迎える王座決定トーナメント、アマチュア時代から培ったハイレベルな技術を武器にデビュー1年未満でベルト奪取という偉業を達成することが出来るのか。

 続くは安尾、プロ戦績4戦2勝2敗1KOを誇る18歳K-1ファイターがDEEP☆KICKに殴り込み。Krushを主戦場に昨年7月「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.5」でプロデビューすると遼/Ryo(JANJIRA GYM)を相手に2RKO勝利でデビュー戦勝利を飾り、続く11月「サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.8」では現・INNOVATIONフライ級王者の北山善(岡山ジム)を相手に判定勝利をおさめ2連勝を勝ち取った。しかし2023年は現在2連敗、中々次の1勝が手に入らない。そんな中舞い込んだ別団体での王座決定トーナメントへの出場権、ここでK-1ファイターの実力を見せつけ連敗脱出、そしてDEEP☆KICKのベルトを片手にホームに笑顔で帰ることが出来るのか。

 対するは龍太郎、プロ戦績12戦4勝6敗2分を誇り空手をバックボーンにこちらも根性溢れる打ち合いを魅せるアグレッシブファイター。DEEP☆KICKには2度出場しており2020年9月「DEEP☆KICK 46」では清志 (NJKF KTF)とのドローに終わるもダウンを奪い合うというバチバチの打ち合いで会場を沸かせ、もう1戦は昨年3月より行われたDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝としてKAZUNORI(T-KIX GYM)と対戦、2度ダウンを奪われるも最後まで打ち合いに向かいこちらも会場を沸かせるも判定負け、最高の盛り上げを見せるがまだDEEP☆KICKのリングで勝利がない。そして2度目となるトーナメント、次こそは最高の盛り上がりと共に勝利を手にして決勝進出を決めたい。

 以上4名で行われるDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント。17歳と16歳という若手選手ながらも確かな実力を備えたJINとKING陸斗のハイレベルな技術戦、互いに果敢に前に出て打ち合う安尾と龍太郎の息をのむような打撃戦、と見どころも満載、何より誰が優勝してもおかしくないファイターが揃った。昨年新設されどんどん激しさが増しているDEEP☆KICK-51kg、その長たる第3代王者決定戦への切符を手にする2名は果たして誰か、激戦に期待してほしい。


 他にはDEEP☆KICK-60kg契約にて階級を上げての挑戦となるDEEP☆KICK-57.5kg6位の濱田祐生、改めGUMP(TEPPEN GYM 大阪) vs 第3代PRINCE REVOLUTION -58kg王者の肩書を持つ杉本祥(TARGET SHIBUYA)、

DEEP☆KICK-65kg契約にて同級8位でジャパンカップスーパーライト級王者の竹市一樹(MA二刃会) vs 福岡県からの刺客・財津大樹(TEAM BEYOND)、

DEEP☆KICK-51kg契約にて岸佑樹(NJKF健心塾) vs 石原仁(teamFIST)の3戦も決定、

OPファイト3試合も含めこれで全14試合が決定した。


 王座・暫定王者決定戦が行われるダブルメインイベントに各トーナメントの準決勝・決勝が行われるトリプルセミファイナルと今大会も見どころ満載となる「DEEP☆KICK 67」。大会次週には初地方興行となる「DEEP☆KICK TOKUSHIMA」が開催されるなど大忙しのDEEP☆KICK、両大会共に最高の盛り上がりに是非期待してほしい。



 試合順は下記の通りとなる。


〈対戦カード〉

▼ダブルメインイベント2

 DEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

 足利也真登(FightClubRush)

 竹内皇貴(チームドラゴン)


▼ダブルメインイベント1

 DEEP☆KICK-55kg暫定王座決定戦 3分3R 延長1R

 真琴(NJKF誠輪ジム)

 鷹介(魁塾)


▼トリプルセミファイナル3

 DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

 KING龍蔵(ROYAL KINGS)

 FUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)


▼トリプルセミファイナル2

 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

 安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)

 龍太郎(VALIENTE)


▼トリプルセミファイナル1

 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

 JIN(楠誠会館)

 KING陸斗(ROYAL KINGS)


▼第6試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

 GUMP(TEPPEN GYM 大阪)

 杉本祥(TARGET SHIBUYA)


▼第5試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R

 竹市一樹(MA二刃会)

 財津大樹(TEAM BEYOND)


▼第4試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

 吉田亮汰朗(BKジム)

 旬ノ介(K-LIFE)


▼第3試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

 和斗(NJKF大和ジム)

 ブラックハイエナ(エキスパートジム)


▼第2試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

 長舩ライオン(NJKF心将塾)

 瀧(魁塾)


▼第1試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R

 岸佑樹(NJKF健心塾)

 石原仁(teamFIST)


〈オープニングイベント〉

NEXT☆LEVEL提供試合

▼OP第3試合 -55kg契約 1分30秒2R

 棚澤大空(TEPPEN GYM 大阪)

 斉藤大地(パラエストラ東大阪)


▼OP第2試合 -40kg契約 1分30秒2R

 小寺愛斗(TEPPEN GYM 大阪)

 ⾦⼦大⻁(Reborn kickboxing gym)


▼OP第1試合 -43kg契約 1分30秒2R

 水野梨音(TEPPEN GYM 大阪)

 橋本詩月(月心会チーム侍)


◎DEEP☆KICK 67

2023年9月24日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 12:30 / START 13:00


〈会場アクセス〉

〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22-45


〈チケット〉

VIP席(指定席) ¥15,000

S席(指定席) ¥8,000

1階A席(指定席) ¥7,000

2階A席(指定席) ¥6,000

スタンディング ¥5,000

※当日券は¥1,000UP


〈チケット販売〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

または出場選手および所属ジム


〈問い合わせ〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

https://www.deep-kick.com