塾の先生がブログを始めるときに必要なこと
先日、新卒で新しく塾を作ったという若手有望株の先生からこんな質問がありました。
「ブログを始めようと思うのですが、気をつけたほうがいいポイントはありますか?」
一応長きに渡ってブログを続けてきた身として、個人的意見ですが思うことを述べさせていただきました。今日はそのまとめです。
思うことをつらつらと書いていくと長くなってしまうので、ズバリ結論から申しましょう。ブログを始めるにあたってまず気をつけたことがいいのは「目的」です。「何のためにブログを書くのか」ということですね。
ここが定まっていないと、あっち行ったりこっち行ったり、迷走が始まってブログがあんまり魅力的でなくなってしまいます。私も昔失敗しました(今も失敗してない?という意見は無視します)。
まずは「何のために書くのか」をハッキリさせること。それが決まったら、それを踏まえて「誰に何をどうやって伝えるか」を設計していけるといいですね。
例えば集客目的なら。お客様となるような層(保護者層)に向けて、有益な情報(受験情報や学校情報、子育ての方法など)を文字数多め検索軸に引っかかりやすいようにガッツリ書く。その場合は競合も多いですが、意外と「みんな書いていないけど検索されやすいこと」ってこの業界多い気がするんです。ブログ媒体はカスタマイズ性が高く長期でドメインパワーをつけていけるワードプレスがオススメですね。
いやいや、塾長の人となりや塾の雰囲気を伝えたいというならまた話は変わってきます。主に塾生に向けて、自分の考えや教室であった出来事を、フレンドリーな文体で書く。その場合は更新頻度多めがいいですね。書く文章にある程度の魅力があると最高です。その語り口や伝え方を見てファンになって「この塾行きたい」というケースだって出てくるでしょう。ブログ媒体は大手サービスがオススメです(私の使っているアメーバオウンドは多分もうオワコンなのでやめたほうがいいですw)
これがブログで稼ぎたい!となるとまた話は別です。アフィリエイトで儲けるみたいなことは塾ブログとは相性悪いですね。
そして、次に大事なのは、「どうせ誰にも見られない」という視点と「誰かが見ている」という視点を大切にすることです。ちょっとわかりづらいですかね。
ブログを始めて、すごく良い記事を書いても、最初のうちは誰にも見られません。そのブログを見ているのが自分と家族だけだったなんてザラでしょう。でも、そんなもんです。記事が増えていって、やっと人が見てくれるようになるんです。「どうせ誰にも見られない」という気持ちで、最初のうちはあんまりPV数なんかを気にせず更新していきましょう。ここが一番辛いところですね。
ただ、「誰かが見ている」という視点も忘れてはいけません。「誰も見てないから」と雑な記事や乱暴な記事を書いてはいけません。何処かでお客様が見ているという視点は持っておきましょう。
この2つのバランスをうまく保ちながら目的に沿わせて記事を増やしていければ、一年後にはターゲットに読まれるブログになっているはずです。
細かい注意点なんかは色々ありますが、まずはやってみることでしょうか。各々の記事はリライトもできますから、最初はとりあえず思う通りに書いてみて、段々と慣れていくのが良いと思います。
またご質問あればお気軽に、と彼に届くように。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
個人的に思うブログの細かい注意点についてはまたいつか書きたいと思います。ネタ大事。