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小野塚ノブオの警視庁24時

⑩『カナリア時限爆弾・とは?』

2018.08.27 12:27

 こんにちは、小野塚ノブオです。


 2008年の7月。

前のバンドを辞めてから3ヶ月くらい経ち、

次にやりたいバンドのイメージからメンバーに増田恵一氏を誘う事を思い付きます。


彼は東京ロッカーズの時代くらいからパンクバンドをやっていた大先輩なのですが、一緒にバンドをやった事がなかったので


「恵一さん、そろそろ俺とバンド組みませんか?」

と声をかけ、増田氏はドラムの’とにー’を、僕はギターの’ユースケ’を誘って四人でスタジオに入る事が決定。


これがカナ爆のスタートでした。


最初、

僕の考えでは増田氏にヴォーカルをやってもらいたかったのですが、彼の提案ではユースケと僕を含む三人で交互にヴォーカルをやるというスタイルで行こうとの事。


僕は長い間ヴォーカルなんてやってなかったのですが、取り敢えず遊びのつもりでスタジオに入りました。 


北神ユースケとはその何年か前まで『スカーフェイス』というバンドで一緒にやってた事があり、その時のヴォーカルはユースケでした。


最初のスタジオでそれぞれ歌いたい曲のカバーを歌ったのですが、僕は自分が全然歌えなかったのを覚えてます。 


2回ほどスタジオ入った頃に、GODの藤岡良治雄さんからイベントやるから出ないかと誘われました。


8月に新宿ウルガで初ライブ。


対バンはGOD:ホットロックス:仙台のジャンキービジネスだったような…


カナ爆は全曲カバーでヴォーカルは三人で交代で2曲づつ、MC5とかストゥージーズとかフリクションとかやったのを覚えてます。


バンド名は以前から僕が候補を考えてあった中からメンバーが選んだものにしました。


特に意味は無く相反するような単語を並べただけです。


『セーラー服と機関銃』みたいなもんです。 


ウルガのライブが終わってからメンバーで話して

「どうせならオリジナル曲作って本格的にライブ活動しよう」

となり、3ヵ月くらい曲作りしてからライブの本数を増やしていきました。 


それから10年間。

メンバーの脱退や加入。

プライベートでは高円寺に引っ越して結婚&離婚。

職場も何度も代わったり色々な事がありましたが

カナリア時限爆弾だけは一度も休む事なくライブ活動を続けてくる事ができました。


ベースの増田氏が2014年に円満退職した時は、さすがに活動休止かなと思いましたが、すぐに二代目ベーシストに平子ちゃんが決まってくれた。 


僕も長い間、色々なバンドを経験したのですがカナリア時限爆弾はちょっと異質な感じがします。


よく分からないけど、ちょっと変わってる。

変なバンドですよ。

もう慣れましたけど。 


今はオリジナルメンバーは僕だけになっちゃいましたが、その僕でさえもこのバンドの本質を理解してないのかもしれません。 


現在のメンバーはベースの平子ちゃんとドラムの大堀君の3ピースバンド。


カナリア時限爆弾は色んな人達に支えられて助けられて一度も立ち止まらず10年やって来れた恵まれたバンドです。 


この10年間で色々と関わりの深かったミュージシャン達を呼んで8月31日に10周年記念のライブをやります。


場所は新大久保アースダム。

開場18:00 開演18:30。

 出演順は 

①石井明夫BAND OF BAKSIS 

②アコースティックながしまりいち 

③ナガイシンバンド

④西山正規 

⑤ローライフサーファー 

⑥カブトとヤス&friends

⑦カナリア時限爆弾 


フード:kitchen FUGO! 


各バンド30分くらいの演奏ですが、カナ爆から見たらみんな素晴らしい大先輩達なのできっと楽しい夜になると思います。 


カナリア時限爆弾にはゲストでオリジナルメンバーのユースケが当時の歌を歌ってくれるぜ!


みんな是非遊びに来て下さい! 


てな訳で今回はバンドの宣伝で終わってしまいましたがまた次回からは刑務・・いや別の話題を。


 みんな~8月31日ヨロシクね!