本当の意味で、子どものサポーターになる。
ご訪問ありがとうございます。
カウンセリングルームSUNの宮﨑です。(プロフィールはこちらです)
今、SNS等からの情報も手に入りやすくなっていて、とても物分りが良い、子どもの気持ちを分かろうとする親御さんが多くなってるなあ・・、と感じます。
それはとても良いことだとは思うのですが・・。
その反面、大人になっていく時の心の葛藤を、自分で向き合うということを、ものすごく辛く感じてしまう子どももいるのでは・・、と感じています。(特に思春期ですが)
以前だと、これは親には言わなかった、ということでも、今は子どもが親に言ったりします。
親は、子どもの話に共感的に聴く方が良いという情報も知っていますから、努力して聴きます。 アドバイスもします。
何でも話してくれる子どものことを、親は嬉しく思います。
子どもをサポートしている気分になります。
子どもは無意識に、親をどんどん頼ってしまいます。
子どもは、自分の心の葛藤を自分で対処いていく方法を探ることなく、自分の気持ちを楽にするやり方を学習していきます。
親と子の関係で、子どもが大人になりづらい環境があるのでは・・、と私は感じています。
親子で会話ができているということは、とっても大切だと思います。
でも、親と子は友達とは違う関係。
ということを親御さんが意識することも、子どもが大人になっていく過程ではとても重要なのでは・・と、思います。
大人というのは、今の自分を自分で引き受けながら、生きていくことなんじゃないかと、私は思っています。
理想通りではない自分、ダメなところが気になる自分、他人に中々認めてもらえない自分。
そして、そういうネガティブな自分だけでなく、ありのままの自分でも結構いいかも・・。
ダメなところもあるけど、こんな良いところもあるし・・。
と、ポジティブな面もわかるようなったり、他人は気づいてくれないかもだけど・・、
でも、自分の良いところは自分が知っている。
そう思えるようになっていくのが大人かな・・と思います。
(他人からの評価だけでなく)
そして、そう思えるようになっていくためには、色々な失敗の経験も必要だし、その責任をどうとるのかという経験も必要です。
でも、物分りの良い親御さんの場合だと、子どもの経験として、自分の思い通りにいかないことに対して、具体的にどう対応するのか? そして、
自分の気持ちにどう対していくのか?
自分として生きていくのを引き受ける力、を身につける経験等が減ってきてしまうかな・・と感じています。
親と子というのは、立場が違うとういうことを、まず親御さんが意識することが大切です。
子どもが自立していくプロセスを、サポートする立場です。
あくまで、サポートです。
今はあまり聞かない言葉ですが、一人前の大人になるって、結構大変なことなんじゃないかと思います。
親として見ていられないと感じる場面でも、手を出さない。
そういう親御さんの決意も必要な時があります。
「横の関係が大切」という話もよくします。
ですがそれは、友達関係になるということではなく、相手を尊重して関係を創っていくということです。
コントロールではなく、対等な関係を創ってくのに大切だからです。
親が子どもの言いなりになるのとは違います。
子どもも、いつまでも親の承認を得ることを目的にしていては、自分の人生を歩んでいけません。
「ママのOK」から「自分のOK」へ移行していく必要があります。
子どもが、自分でとらなければならない責任を、親が肩代わりしない。
と、親御さんが意識することが結構重要かな・・、と思います。
今日は、ちょっとかための話になってしまいました(^^ゞ
何かの参考になりましたら嬉しいです。
どうぞ今日も良い時間をお過ごしください☆.。.:*・
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[カウンセリングルームSUN] 心理カウンセラー 宮﨑 真由子