授業レポ(IELTSコース Philinter)
どうもーセカイチ塾のKEITAです!今日はPhilinterのIELTSコースについて、ご紹介していきます。日本ではまだまだ認知度の低いIELTS試験ですが、欧米圏ではTOEICやTOEFLよりも通用度の高いテストとなっており、ワーホリや2ヶ国留学・海外就職等を検討中の留学生にとっては必須の試験となっています。
IELTS試験は4領域(読・書・聞・話)から構成されていますが、中でも個人での対策が難しいライティングとスピーキング対策について、実際に授業を受けた様子を交えながら以下レポートしていきます!
IELTS ライティング対策(T.Lavenia)
まずはライティング対策について。担当してくれたのはT.Lavenia(ラベニア先生)、僕がPhilinterの留学生だった頃(5年以上前)のライティング・ティーチャーです。入学当初のライティングスコア(Philinter progress test)はボロボロでしたが、先生の言う通りに4週間勉強した結果、校内トップになることができました。
今回は初めの授業ということで、IELTS Writing試験の概要や、解き方のコツなどを中心に教えてもらいました。例えばタスク1では、自分の意見は一切入れません。問題のパターンとしては、各種表やグラフの読み取り、またはマップ・混合問題等がありますが、回答は4段落で構成することがポイントとなります。
1段落目はIntroduction、問題をParaphrase(意訳)するのがベターで、なるべく単語や表現を言い換えていくことが大切です。例えばDecrease(減少)という単語が問いに出ていたとしたら、それをFall,Decline,Drop,Go down等の表現で置き換える感じです。
2段落目はOver view(概要)。4段落目にConclusion(結論)を持ってくるよりは、2段落目である程度まとめた上で、3段落目・4段落目にBody(本文)という構成にした方がベターとのこと。Bodyの書き方についてもポイントを色々教わりましたが、例えば表やグラフの読み取り問題なら、まず共通点もしくは変化に着目し、なるべく大きな特徴から言及していくことがコツになります。
こんな感じで、タスク2(自分の意見を述べる問題)についてのポイントも色々教わりました。IELTS Writingの解答方法を理解したら、毎日のように宿題でエッセー(IELTSの過去問)が出され、翌日先生と一緒にチェックをし、誤字脱字の確認やより良い表現等を教わり、いくつか問題演習をした上で、また宿題でエッセーを書く、、というサイクルで実力を養成していきます。
IELTS スピーキング対策(T.Melanie)
続いて、IELTSスピーキングの授業はT.Melanie(メラニー先生)が担当してくれました。ベテラン講師かつ美人なメラニーは各国エージェントさんの対応(プレゼン)をすることも多いですが、主にTOEICやIELTSのスピーキング対策が専門とのことです。
まずは、IELTS Speakingの大まかな概要と解き方のコツを教わります。例えばパート2でDo you like to listen to music? と聞かれたら、Not really.(そうでもないです)という解答になったとします。その後に理由を聞かれたりするのですが、パート3もパート2に関係した質問がくる場合がほとんど。僕の場合は、解答しているうちに実は結構音楽聞くことに気づき、意見を変えたくなりましたが、その場合の上手い対応の仕方なども細かく教えてもらいました。
大まかな概要とコツを理解したら、適宜教科書を利用しながら表現方法等を学び、何度も繰り返し質疑応答の練習をしていきます。IELTSスピーキングは個人での対策が特に難しいエリアだと思います。やはり留学するのが一番だと思いますが、メラニーとテンポ良く勉強しながら、自分がIELTSを受ける場合の目標や、傾向と対策についての道筋が見えるようになりました。
まとめ:IELTS試験対策は、留学するのがベター(特にスピーキング)!
年々高まっているIELTS対策需要を受け、PhilinterではIELTSコースにも力を入れています。確実に目標スコアを取るためには、だいたい12週間くらいの期間で留学するのがベストなのですが、点数保証で留学期間が固定されている学校もある中、短期でのIELTS留学も可能となっています。
PhilinterでIELTSコースを専攻する生徒さんたちは、大抵ターゲットスコア以上を獲得し(5.5~6.0くらいを目標にする方が多いとのこと)卒業していくそうです。試験対策に関しても留学が最も効率の良い方法(特にライティング・スピーキング)ですので、IELTSスコアが必要な方は是非、ご検討してみてください!