自分を大切にする
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
今日は
「自分を大切にする。」
についてです。
ようやく
「自分を大切にするって、
こういうこと?」
が分かったので記事にします。
先日
「自分の意見を言えない。
でも、それはもう終わり。
これからは堂々と発言する。」
と記事にしました。
「月1回受けている講義が
次で最後だから、
最後は自分の話をする。」
とも話しました。
先日
最終回の講義を受けてきました。
「最近はインスタのストーリーに
日々の小さなことを
アップしています。
先日は顔を出して喋って
リールに投稿しました。」
と、みんなの前で話せました。
講師の方から
「えみりさんのスレッズ見ましたよ。
結婚式を挙げるの?
まだ挙げてなかったの?」
と言われました。
私は
「私のために
時間を使って集まってもらうのは
申し訳ないという謎の謙虚感があり、
挙げれなかったんです。
でも、
それではダメだと思い
挙式することにしました。」
と答えました。
↑結婚式を挙げるにあたっての
葛藤はこちらのブログをどうぞ。
講師の方から言われました。
「あなたという存在は
お母さんの大切なものなので、
お母さんの大切なものを
雑に扱わないでくださいね。
えみりさんのことを
大切に思っている人たち、
ご主人やご友人たちも
同じことを思ってます。
自分を大切に扱わないということは
大切に思ってくれている
人たちに対して
とても失礼なこと。
してはいけないこと。
自分は誰かにとって
大切なものなので
大切にしてくださいね。
自分を大切にするということは
自分のためだけではないですよ。
傷つけたらいけません。
大切にしないとね。」
なぜだか分からないけれど
涙が出ました。
私、自分を大切にするってことが
分かってなかったようです。
今まで
本やら人の発信で
「自分を大切にしよう。」
と、死ぬほど耳にしました。
でも、
具体的には分かりませんでした。
自分で自分を
大切にしてきたつもりだったのですが、
「私なんかが…」
「申し訳ない。」
の気持ちは消えませんでした。
でも
自分を卑下することで
私の大切な
家族や友人が
悲しい思いをするのであれば、
やめられます。
「私は大切な存在。」
と、思える。
遠慮することをやめれる。
私は昔から
いいのか悪いのか、
相手の感情に寄り添いすぎる
ところがあります。
たとえば学生時代。
よく授業で2人組のペアを作れ
と言われてました。
女子には元々グループがあります。
2人グループだったら
問題ないのですが、
3人グループのときもあります。
3人グループだったら
誰か1人があぶれてしまいます。
このとき私は
「相手があぶれる立場になったら
悲しいだろうな。」
と考え
「私はいいから2人で組みなよ。」
と譲るのです。
もちろん私だって
ペアになる人がいなくて
淋しい。
でも、
相手に淋しい思いをさせるなら
自分がした方がいい。
私が傷つくのはいいけれど
相手が傷つくのはよくないのです。
こういうのが積もり積もって
自分を後回しにすることが
当たり前になったのだろうな
と思いました。
私は人が好きです。
愛を与えることはできます。
でも、
受け取ることは苦手です。
愛をもらうと
むず痒さに耐えれなくて
遠慮したくなる。
相手の愛に
応えなければ…
と、負担に思ってしまう。
慣れないといけないですね。
愛を受け取ることに。
愛を拒否しそうになったら
「私が相手の立場だとする。
大好きな気持ちを
受け取ってくれなかったら
どう思う?」
と、立ち止まろうと思います。
相手には愛を注げるのに、
自分のことは
後回しにしていたんだなぁと
今さらながら気づきました。