稲刈り週間
2023.09.18 14:00
今年はいつもより2週間も早く、稲刈りを開始しました。
米以外の農作物も、収穫が早まっていたようですが、気候変動の影響をまともに受けるのが
農家ですね。
まだまだ段取りが下手だし、稲刈り前の準備時間もあまり取れないので
いざ始めようとなると、作業場のセッティングだけで一日を使ってしまいました。
農家は天候だけでなく、機械! 機械! 機械!
とにかく機械の調子に、作業の進行が左右されます!
今年はそれを実感しました。
稲を刈って袋づめするまでに使う機械の数は、5~6あります。
どれかひとつに不調が起きて止まれば、直すまで作業は止まります。
今年はバインダーと米の乾燥機がなぜかうまく動いてくれず、乾燥機をなんとかするため
夜中の1時すぎまで対応しました。
でも実は、乾燥機については、私たちが使い方をよく分かっていなかっただけでした。
レバーが正しい向きになっていなかっただけで、乾燥機は何度やっても止まり
意味の無いリカバリー作業を繰り返しました。
1年に一度しか使わない機械の詳細を、今から覚えたり、覚えておいたりすることが
もう難しい年代の私たちです。
家族の手伝いを受けて、なんとか田んぼ8枚まで、稲刈りを終えたところです。
乾燥機に詰まった籾を書き出してます。
私はこの作業を、軍手の指先に穴が空くほど続けました。