アセンダントについて
昨日は、占星術講座受講者さん向けの復習会に参加しました☆
おもしろいことに、
参加者全員「アセンダントが乙女座」(笑)
※アセンダントとは、生まれた時の東の地平線上のポイントを指します。
なので、アセンダントが乙女座でも、
1ハウスに天体があるかないか、だったり、
ルーラーである水星のコンディションがどうなっているのかで、
それぞれが全員違う、という面白い検証ができました(笑)
復習会後、「アセンダントとその人を表す外見やルーラーの状況でどんな感じなのか知りたい!」というスイッチが入り、
あれこれあれこれ調べました。
その中で全然違う人のアセンダント見て納得したりもしました。
(例えば所ジョージさん!彼はアセンダントが水瓶座で、しかも太陽もその付近でした。まさに自分らしい個性的な風貌とその生き方を示していると思います☆)
日本人の方は出生時間がわかる方が限られてて、なかなか難しかったので、
海外の著名人だと探しやすいよ~と先生に教えてもらい、調べていくと面白いお二人を発見しました!!
それが、
アップル創始者の「スティーブ・ジョブズ」
アップル共同設立者の一人「スティーブ・ウォズニアック」
具体的に彼らがどれをどんな風にしたのか、そこまで詳しくないので分かりませんが、
今回の「アセンダント乙女座」という共通ポイントからみると、面白いことがみえます。
スティーブジョブスのホロスコープです。
アセンダントは乙女座で1ハウスに天体はありません。
なので見た目からも乙女座感が漂う感じですね。キッチリしてそうとか、清潔感ありそうとか、かしこそう、みたいなイメージが私は湧きます。
しかしルーラーの水星は水瓶座。5ハウスでしかも「逆行」しています。
水瓶座は乙女座とは違い、人とは違った価値観、感覚、私からみると先見性があるようなそんなサイン。
逆行している天体なので、より通常の人よりも違ったコミュニケーション、文字の見方、使い方があるように思います。
「新しく面白い発想」ができそうだな~と感じました。水瓶座はITも示します。
5ハウスなので、それを創造していくことができると思います。
対するスティーブ・ウォズザックをみてみます。
同じようにアセンダントが乙女座ですが、乙女座の最終度数ですね。
天秤座に近い度数ですし、1ハウスに海王星があります。
スティーブジョブスに比べると、少しやわらかい雰囲気を感じますね。
ルーラーである水星は、乙女座。
水星が思いっきり活躍できるサインです。そして12ハウス。
ここまで私と一緒です(笑)水星の度数もとても近い!!w
しかし彼は土星も近くにいます。
水星の近くに土星がいるということで、少しネガティブに考えると神経質になったり、ということも考えられますが、
彼は「技術オタク」だったそうで、ジョブスのイメージを、彼が「形にする」ということをしていたそうです。
水星で分析し、土星で物質的に固める、具現化する。
ピッタリな使い方ですね。
ハウスの12ハウスは目に見えない場所でもあったりするので、
コンピューター内のことで細かい作業をしていたというのも、うなづける感じがしました。
こんな感じで、アセンダントが同じであっても、
1ハウスやアセンダント付近の状況や、ルーラーのコンディションによって、
それぞれの才能や特性は違うし、人からの見え方も違ってきます。
私もアセンダントは乙女座ですが、1ハウスに太陽があり、しかもわりとアセンダントにも近めで、さらに0度という強めの度数なので、
「天秤座感」も見た目には出ているみたいです(自分では自覚しにくいですが)。
またひとつ、占星術の楽しさに触れ、そしてすごさにも触れ、
楽しい1日を過ごすことができました☆
占星術って、ほんとうに楽しい!!!
もっと分かりやすい言葉で書くことができればなぁ・・と思いますが、
水星乙女座の私はやはり、こうやって細かい分析能力を発揮してしまうのだと思います(笑)
でも昨日ひとつ学んだこと。
自分を受け入れる。ということ。
何かができるなら、何かはできないです。
コインの表裏のように。
すべてを成し遂げることはできない。
できる部分を認めたのなら、できない部分も受け入れていく。
そんなことが大事かな~~と思います。