酢しょうが
酢が体に良いというのは皆様ご存知かと思います。しょうがも体に良いというのもご存知かと思います。酢しょうがはその体に良いものを二つかけ合わせたものです
酢しょうがとは?
酢しょうがは、薄く切ったしょうがを酢に1晩以上漬けるだけなので、自宅で簡単に作ることができます。
また、酢しょうがはそのまま食べてもいいですし、料理のスパイスとしても和洋中を問わず凄い力を発揮してくれます。
酢としょうがに含まれる心と体の健康に良い効果をもたらしてくれる栄養成分が余すところなく摂取できるので、中高年の方々の健康維持に必須といっても過言ではないくらい優れた効果効能が期待できます。
酢しょうがで血管年齢が17歳に若返る?
某テレビ番組でも酢しょうがが取り上げられ、大きな話題となったのですが、番組内で小堺一機さんが約10日間ほど酢しょうがを食べ続けたのですが、驚くことに血管年齢が17歳も若返ったそうです。
ご存じない方も多いかと思いますが、小堺一機さんは、ここ数年体調不良に苦しめられていたんです。仕事をこなすのが精一杯といった状況が続いてました。しかし、最近は顔ツヤも良く、以前とは比べ物にならないくらい健康そうです。
勿論長期間にわたって生活習慣を見なおした結果だとは思いますが、小堺さん自身が酢しょうがの凄い健康効果を絶賛しています。
酢しょうがの効果の秘密とは!?
しょうがは野菜であり、香辛料でもありますが、実は処方されている漢方薬でしょうがは約70%ほど使われています。つまりしょうがは立派な「薬」でもあるんです。しょうがに含まれる成分でとくに健康効果が高いのが以下の二つの成分です。
①ジンゲロール
ジンゲロールは、ファイトケミカルの一種で、生のしょうがに豊富に含まれている辛味成分の一つです。ジンゲロールには殺菌効果、解熱効果、咳止め効果、吐き気止め効果、健胃効果などがあります。
また、「血流」が良くなると代謝も良くなるので、「冷え」を改善する効果や、「免疫力」をアップする効果、ダイエット効果、コレステロールを低下させる効果が期待できます。
②ショウガオール
ショウガオールは、ジンゲロール動揺に血行促進、体温を上昇する作用があり、これらの働きが同時に免疫力を高めてくれます。
また、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質を胃腸部分に産生させて心臓からの血液の拍出量を増やすとともに、腹部の血行を高めることによって、身体を芯から温めてくれます。
酢しょうがで体の中を温めるメリットとは?
酢しょうがを習慣的に食べると内臓温度が高まり、血行が改善するので自然と基礎代謝、免疫力、脂肪燃焼効率がアップして痩せやすく太りにくい体質になることが期待できます。(ぽっかりお腹の原因とされる内臓脂肪がつきにくくなります)
また、冬場や気候の変化が激しい梅雨の季節は免疫力が低下しやすいので、様々な病気を引き起こす原因になります。酢ショウガで免疫力を高めて健康を維持しましょう。ちなみに酢ショウガはこんな症状に悩まされている方にもおすすめです。
①冷え性(特に手足が冷たい)
②むくみやすい
③便秘
④胃や腸の調子が悪い
⑤肌荒れなどの肌トラブル
⑥ストレスを感じる
⑦疲れやすい
⑧睡眠不足
酢しょうがの作り方!
刻んだショウガをお酢とハチミツと一緒に保存用の瓶に入れて一晩おくだけで簡単にできます。是非お試しください。
①まず、酢100cc、しょうが100g、はちみつ20gをご用意ください。
②しょうがをみじん切りにします
③しょうがを保存容器にいれます。
④計量カップにはちみつと酢をまぜます。
1日漬ければ出来上がりです!!簡単なので是非お試し下さい!!
しょうがの体が温まる働きや血流が良くなる働きは、これら二つの成分によるものなんです。ですので、酢しょうがを食べることによって、冷え性を改し、肥満の予防や血管の老化を防ぐことができます。
繰り返しになりますが、しょうがと酢には強い殺菌作用があり、これらが白血球を刺激するため、その結果として免疫力を高めることとなり、様々な病気の予防にも役立ちます。
また、血管年齢が若返ると健康寿命も長くなるので、中高年の方々に絶対的に酢しょうがをおすすめします。