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📚簡易読書感想まとめ【2023.9】

2023.09.30 05:00

今月はいろいろ読んだのでコミックスと小説で2記事に分けました。




◆海が走るエンドロール 5巻

うみ子さん大事無くて良かった!!

それでも、加齢を気にしちゃうのあるよなぁ。自分の終わり、限界を目の当たりにしちゃうわけで、叩きつけられる現実…創作者にとってはわかりやすい「障壁」なんだと思います。

己の肉体の限界値(加齢とか病とか)を突きつけられた時、人って自分の生きてきた意味を見つけようとする。それを「作品」という形にしたがるのが、創作するひとなのかもなぁとか。

今巻は創作でよく聞く言葉が散見されます。「撮る人は放っておいても撮る」「伝えたいと撮りたい、どちらを優先するのか」「誰に何を伝えるか」。

私は母親は、著名ではまっっったくないんですが、「作り続けてしまう人」という意味では確実に芸術家でした。そういう人が芸術家なのだと長年思ってきました。現実同じ考えの人はとても多いです。

でも、本当にそうかな?と、少し前から思うようになりました。

何せ人間の命は有限で体は脆いので。いざまた作ろう、と思った時には体が動かなくなってたとか、あるんですよね。



◆金銀ささめくひみつは夜

身分差BLです。インテリメガネ攻とか完璧イケメンだけど実はチョロい受とかあるよ!

加齢かな…攻と受がお互い好き好きなのが沁みる。良いですね、両思いなのに身分差があるからくっ付けない2人…久々に身分差BL成分を摂取した。

最初に出てきた魔法要素でファンタジーBLかなと思ったんですけど最後まで読むと魔法は添えるだけだったな…という感じ。二人がくっ付くきっかけのトラブルもほぼ魔法とか関係なく普通に怪我だったしな…。

受のママが理解あるから万事オッケー!になったと思ったら受のママと攻のママが実は身分差百合(身分差で別れた後攻のママが亡くなって孤児になり死にそうになっていた攻を拾ったのが受のママ)だったという。

な、なるほどな!?でも受も言ってたけどもっと早く相談しておけば早々に堂々とイチャイチャできてた可能性高いな?!と思わせられました。

御曹司としてみんなの前では完璧スタイルでいる受が攻と一緒の時はメロメロトロトロになってるのが可愛い。



◆3月のライオン 1巻

初めて羽海野チカ作品を読みました。

不思議な読後感。バリバリの将棋バトルぁっ!ではなく、若きプロ棋士として歩み始めた主人公の日常を、下町の人達との交流を混ぜながら語られていく。

その過程で主人公の傷も少しずつ語られていきます。

あかりお姉ちゃんが母性と女を両方併せ持つキャラに描かれていてなんとも複雑な感情になりました。

主人公が生きるために将棋の道を選ぶというの、外野から見ると生きるためとはいえ心から好きではないものでも才能あってその道で生きていけるならすごいことだなと思ってしまった。

ほとんどの人が、才能無くて諦めたりするわけで、この「いいじゃんすごいじゃん恵まれてる方じゃないのー」って気持ちを持つ私のようなキャラクターが今後この作品に出てくるのかな。だとしたら悪役なんだろうな。

主人公が波瀾万丈というか、なかなかに不幸な人生というか、なにかと爪弾きにされてる?人生を歩んでいるようなので、街の人たちとのふれあいで変わっていくのかな。



◆裏バイト 逃亡禁止 1巻

たまに広告とかで見かけてギャグなの?!コメディなの?!と気になったので読んでみました。

作画は初期の魔人探偵脳噛ネウロみがある、かな?内容はホラーだけど勢いとか所々にギャグ要素あって全体だと世にも奇妙な物語に雰囲気は近いような…独特でした。でもおもしろかった!

大雑把でザクザク切り込んでいく白浜なごみと嗅覚という霊感を持ちつつ淡々としてるけど実はそんな余裕無いが?!みたいな黒嶺ユメの組み合わせがなんだかんだとありつつ裏バイトで儲けて生存エンドで切り抜けているのがおもしろい。友人第一!くではないけど友情ってええねやっぱり、みたいな関係で個人的にはとても好み。

割とヤバいホラー状況に陥ってる時のギャグは好み分かれるかな?私はシュールな感じが合っているなと感じて好きでした。

ホラーとしてはあるある〜なのが多いので、新鮮な恐怖は薄いかもです。でも白浜と黒嶺がどんな目に遭ってどう切り抜けるのかなーと思いながら読むので楽しいし、この2人が死ぬことはまず無いのでホラー作品の中ではかなり安心して読めます。

続き読みたい!



◆ブルーロック episode凪 1巻

大人気デスゲーム系サッカー漫画、ブルーロックを読んでみよう!として気づかずにスピンオフの方を読んでいた。

最初で「唐突に主人公と玲王の出会い始まって終わったな」となり途中「この潔ってキャラ他の漫画だったら主人公だよね〜」となり、後書きでようやく「これスピンオフだったんか?!?!」となりました。

結果、ダウナー系サッカーの天才・凪と凪の親友?のオールラウンダー財閥御曹司・玲王の友情をはちゃめちゃ浴びてしまった。「最後まで一緒にいてよ約束だよ」とか「玲王がいないと困る」とかびっくりしちゃった。ピクシブ行ってこよ。(軽い気持ちで調べたらジャンル最大手カプだった。ぅゎっょぃ)

当て馬キャラの舐岡くんが2回も出てきたのかわいそおもしろかった。

デスゲームサッカー漫画とか勝手なイメージだよな?と思ってたけど読んでみてもやっぱりデスゲームサッカー漫画だったし作中メタ発言でもあってoh…でした。今後首に鎖付けるんだろうか。

潔が主人公なんじゃないの〜?っていうの、私が間違えてスピンオフ読んでたからで本編は潔が主人公でした。やっぱ主人公オーラが違ってたわね!(間違えてスピンオフ読んでた奴が言うことじゃない)



◆極主夫道 1-2巻

たまにXで流れて読んでいて気になったので紙媒体で読みました。

全員キャラが濃い。2話で出てくる包丁販売詐欺師もリアクション芸がすごい。

絵のバリエーションとふり幅がすごいので表現も豊か~!

龍が一挙一投足何をどう足掻いても893なんですが周りがゆるーく目を逸らしてスルーしたり受け止めてるのがシュールでおもしろいです。

出てくるキャラみんないい人。というかいいキャラしてる。

時々龍が飼ってる猫視点の話とかあってそれがまた緩くて良い。

んふ…ッとなる癒され漫画でした。



◆ザーフィラ陛下と黒と白 2巻

叔父であるラシェドがなんで王として担ぎ上げられないのかが明らかになったけど「毒の後遺症で子供が作れないから」なのなかなかエグいな…男のシラジュとの交際・婚約がOKなのもそういう事情があってのこと。わー…。

全体的に何か波乱が起きそうで全然起きません。

新たな生き残り叔父さん登場で後継者争い勃発?と思ったらこの人はラシェド暗殺に巻き込まれて去勢されてるので特に争いにならず。サラっと言ってるけどこれも相当お、おう…ってなった。

ザーフィラの父親である前王が軍の組織形態を変えたから軍のトップは王に不満を持ってるっぽい→反乱か?→軍の人たちは全員王様のこと大好きなよう教育されてるから問題無かったよ☆(不機嫌だったのは大好きな王の直属軍じゃなくなって拗ねてただけだよ!)は正直ズコーッ!でした。

和解?した途端ザーフィラのこと「母上」ってどうなのよ総督…作中ではそういう扱いになってるけどそれは本当に忠義なのか…?

もっと若いまでの過程というかザーフィラがどう動くのかを見たかった、なー!!

偶然かなにか、ザーフィラが乾杯したら神託「星を戴く王が国を導く」の構図になったぜ!やっぱザーフィラ陛下は最高だな!

…いいのかそれで!?

電子購入特典でシラジュって何者?と言われていたけど多分下層階級出身なのでは…?軍は元孤児そういうの分け隔てなく登用したのが前王っぽいし。



◆凶乱令嬢ニア・リストン コミックス1巻

絵がかわいい。

最強の戦闘狂が病弱令嬢に転生しちゃった!(正しくは反魂術により病弱令嬢ニアの死体に死んだ戦闘狂の魂を押し込められて蘇った)病弱だけど血沸き肉躍る闘いを夢見て邁進するぜというお話。

いきなり病気を根性?で自己治癒しててワロタ。一応戦闘狂が死んでから時間がたっているし医療技術の進歩もあるみたいなのに…気をどうこうすることでどうにかなるなら医療いらなくない??とも思うけど元最強の戦闘狂だからできる離れ業ってことなのかな…なんもわかんねぇ

以降は病弱令嬢ニアとしてふるまいつつ記憶や人格のベースは元戦闘狂(記憶は朧気?)になります。ニアはもう死んでしまっているのでニアの人格は出てこない模様。

凶乱令嬢として歴史に語られるまでを描くっぽいので1巻はその第一歩、車いすの病院生活からの脱却あたりまででした。

現実世界で言うアイパッドのような「魔法水晶版」への投資、宣伝を通して政治的なやり取りをしている描写がありますが今後これらがどう凶乱令嬢への道に作用するのか…。

ニアにあたりの強い女の子が出てきてニア付のメイドが激おこ→「あいつ殺します…!」というところで1巻は終わっているので一番凶乱してるの現時点でニアのメイドなんだが状態です。

ニアのお兄さんやメイドなど周りのキャラたちがしっかり動くので読んでて楽しいです。



◆わたしの幸せな結婚 コミックス1-3巻

うーーーーーーーーーーーん。

虐げられてきたせいでとことん不幸で自信無い(しかし実は顔は超かわいい&家事ができる)の主人公が見てて辛い。あるあるだけど辛い。いろいろな意味で。

めちゃくちゃ受け身で流され体質だけど愛されることで変化していくのはある意味でリアルなのかな?と思いました。

結構早く話は進んで継母と継子はザマァーーー!!される…うん…しかし環境的に継母が美世と香耶を平等聖母対応するのは難しかったのでは?

主人公の元婚約者・幸次がいい人だったのが良かった。正直登場人物の中で一番自分なりに努力してるように見えました。

美形で昼行燈だだけどやる気出せばすごそうなお兄さんのがピックアップされそうだけど幸次がんばってほしい応援してるで。

帝とか異能とかはコミックス3巻時点ではまださわり程度でした。たぶんここが肝で、主人公は無能といわれてるけどこの事件で薄刃のすっげー異能が目覚めるんだと予想。

で、結局清霞はなんで美世に惹かれたんです???好きに理由は必要ないけどあれだけ女性はちょっと…だったのに溺愛ルートまでの助走が短くないか??

ぶっちゃけ展開も設定も自分好みではなかったなぁというのが本音です。しかし人気作、読めて良かった。



◆天使1/2方程式 8-11巻 

昔購入していたけど止まっていた少女漫画の続きを読みました。

ガサガサの唇とくせっ毛がコンプレックスのJK・ゆい子が少女漫画的ハプニングから学校のアイドル王子・マナ様と仲良くなって付き合ってハッピー日常送るお話です。

とてもあけすけに言うとこってこてのザ・少女漫画で意外性とかは皆無なんですが、定食屋さんの定番メニュー的な安心感がある作品です。

コテコテなんだけど、ゆい子に嫉妬してイジワルしていた相田さんと仲良くなる展開はよかったです。相田さん、孤高のいじめっ子だから昨今の悪女ものに適性があるんだなぁとか思った。

11巻最後でマナを酷い言い方でフッた元カノ?が出てきました。相田さんの件があるけど何となく悪女の気配…。

微妙に引っかかったのが、男嫌いの小桃が(知り合いでもなんでもないマナに向かって)「オスは近づかないで!」とキレたとこ。この巻以降ゆい子の友達が上野くん(当て馬)のことを「油断ならないオスめ!」とか言ったり…顔見知りでもそうでなくても男性のこと「オス」呼ばわりするって…その言い回しをわざわざキャラにさせる作者含めてちょっと過激フェミっぽいなーと気になりました。

……率直に言ってこの作品のノリ、一次創作少女漫画だからまだ可愛く思えるけど全体雰囲気はすごくほのぼのな割に先程上げたような女性優位に偏ってて過激な男性サゲ表現がチラチラ垣間見えるので真面目に読むとドン引きする人はすると思います。

ところで私はこの作品の前に連載していた「ベリーベリー」という、多分作者は真面目に描いてるけどぶっちゃけめちゃくちゃトンチキだった作品が好きなんですけどいつ連載再開されるのかな?????打ち切りとか信じないよ!ドラマCDにもなってたじゃないですか!?