Tradition & Revolution
2016.01.25 14:12
経木で握り飯と塩鮭と椎茸の含め煮を弁当にした時のもの。
これが美味かったということではなく、ましてや懐かしいはずもなく(こんなの興味本位で買った駅弁くらいだ、しかも不味かった)、作ってみたいなと思っただけ。
さすがに現代だけあって、業務用食材店で100枚単位でしか販売されておらず、他に使い道もないものだから、棚の場所取りになっている。
ただ、この風情はなかなか良いもの。
こういう弁当の日は仕事も「余計なものを削ぎ落とす方向」に進むから不思議。案外、昔の人は、そんな作用でシンプルに決断をしていたのかもしれない。状況やしがらみを深読みしていると、せっかくの飯が乾いちゃって台無しだろうから。なるほどなぁ。