Port to Port #4 'CITE'
コロナ禍をくぐり抜け、Port to Portが帰ってきました!
青森県八戸市を中心に、アーティスト・イン・レジデンスのプログラムを企画・運営するAIR-H では、フィリピンはセブ島を拠点にして、マニラなどで作品発表を行うロニェル・コンプラ/Ronyel Compra をレジデントとして招へいします。地域でリサーチを行い、そこの土着の素材を用いて、感じたことや気づいたことなどを視覚化して表現するアーティストです。特にフロッタージュのような「こすり出し」の技法を用いて多くの制作を行います。
今回のPort to Port #4では、‘CITE’と題してアーティストが八戸市におよそ1ヶ月間滞在します。生活に基づいたフィールド・リサーチから、八戸市を中心としたこの地域のどういったものに興味を持ち、何を示そうと試みたのか、展覧会やシンポジウム、ワークショップなど、さまざまな手段でそれらを共有する方法を探っていきます。
アーティスト・イン・レジデンス 八戸 Artist in Residence Hachinohe
Port to Port #4 'CITE'
2023.09.20-10.18
招へいアーティスト:ロニェル・コンプラ/Ronyel Compra
1985年、フィリピン出身。フィリピン大学セブ校で絵画を学ぶ。木の枝や石、土、骨などの自然物を用いて、版画や絵画、彫刻やインスタレーションなど、さまざまな形式で作品制作を行っている。地域の歴史や文化、工芸品の素材や技法、また個人的な物語などを、その場所の記憶が反映されたものとして捉え、自身の作品制作に取り入れている。2019年には、アテネオ・デ・マニラ大学が主催したアテネオ・アート・アワードのファイナリストになった。その他、コロナ禍の2020年には、バターン州ののBellas Artes Projectsでアーティスト・、イン・レジデンスに参加した。また、香港のアートスペースであるPara SiteのNoExit Grant for Unpaid Artistic Labour-Philippinesの受賞者である。近年は故郷であるセブ島のボゴ市を活動拠点とし、さまざまなワークショップやアートプロジェクトの企画なども行っている。
■■■■展覧会■■■■
・10/7(土)-10/11(水) (10/10休み) 11:00-18:00 展覧会 Ronyel Compra ‘CITE-Hachinohe'
会場:ばんらぼ 八戸工業大学 番町サテライトキャンパス(八戸市番町9-5 1F)
■■■■関連イベント■■■■
・10/6(金) 13:00-14:30 ワークショップ ①「Luta( フロッタージュ) ワークショップ」
会場:H∞L Gallery(八戸市美保野13-384 八戸学院大学短期大学部幼児保育学科棟/学生ホール)
・10/9(祝・月) 17:00-18:00 シンポジウム①「 東南アジアのアートシーンとアートコレクティブ」 ゲスト・スピーカー 小川希
会場:ばんらぼ
・10/8(日) 16:00-18:00 ワークショップ②「 Luta( フロッタージュ ) ワークショップ」
会場:ばんらぼ
・10/11(水) 19:00-20:00 シンポジウム②「 AIRをめぐるラウンドテーブル」
会場:ばんらぼ
※ばんらぼ会場には駐車場がありません、近隣の有料駐車場を利用するか、公共交通機関でお越しください
※参加無料、事前申し込み不要です、それぞれのイベントには日英通訳が有ります
※すべてのイベントには、Ronyel Compra(招へいアーティスト)と東方悠平(AIR-H)が参加します
主催:AIR-H、八戸工業大学感性デザイン学部東方研究室 共催:H∞L Gallery、八戸学院大学短期大学部池田研究室
助成:令和5年度青森学術文化振興財団助成 協力:八戸工業大学国際交流センター デザイン:芳賀永菜
お問合せ:
<airh.org@gmail.com>
AIR-H(東方)