2018.8.27～29 北八ッ岳（天狗岳）登山

       コープトラベルいわてとのタイアップ企画

平成３０年  ８月２７日（月）～２９（水） 参加者 ９名   ガイド：佐々木（コープ） 白田

コース  １日目：麦草ヒュッテ前泊

            ２日目：麦草ヒュッテ～白駒池～にゅう～中山峠～東天狗岳～黒百合ヒュッテ泊

            ３日目：黒百合ヒュッテ～中山峠～高見石（小屋）～白駒池～麦草峠

  八ッ岳は、主峰赤岳を中心に南北３０キロに２０００ｍ以上の峰々が連なっています。

南八ヶ岳は、岩稜帯となっていてアルペン的な風景が特徴ですが、一方の北八ッ岳は、

コメツガやシラビソの針葉樹林と林床の苔が特徴です。特に白駒池周辺は、苔の森が

広がり４８５種類もの苔があるそうです（驚）。今回は、そんな苔の森をスタートし

八ッ岳の核心部”天狗岳”を目指しました。天狗岳は、南北の境目の山で、南の岩稜帯と

北の樹林帯を分ける山でもあります。出発してまもなく小雨がパラパラと落ちてきまし

たが、樹林帯なので、ほとんど影響がありませんでした。ただ、中山峠に到着した時点

では、濡れるほどの雨に。一端、黒百合ヒュッテに入り天候を待つことにし、しばらく

休憩。小屋に残るメンバーもいましたが、雨足が弱まったので、再び東天狗岳に向けて

出発。出発して直ぐに雨は止みましたが、西風は強い状況でした。それでも少数精鋭の

メンバーは、風によろめきながら岩を越え急坂を登り東天狗岳山頂へ。もちろん、視界

はありませんでしたが、ある意味、感動的な登頂でした。翌日は、ガスは流れるものの

視界が開ける時間帯があり、昨日見えなかった天狗岳の雄姿も見ることができました。

  遠かった北八ヶ岳遠征も終わってみてば、アッと言う間。最高の天気とはならなかっ

たものの北八ヶ岳らしさを堪能できた山旅でした。