記憶の宮殿
古代の記憶術。
1.目を瞑り、脳内で部屋を作る。
自室でも学校でも職場でもいい。
とにかく自分が細部まで想像できる部屋を作る。
※その時に何かしらルーティンを決める事。
何かを握るだったり、音楽を聴くだったり。
この工程は3日ほどかかる。部屋の中を歩き回れるようになったら完成。
2.覚えたい事を物語状にする。
たとえば「結婚式」「赤道」「浮き輪」「会議」「牧師」「針ネズミ」
「ピエロ」「宇宙」「帽子」「イタリア」「ベット」「飛行機」
「携帯」「ピアノ」「夕食」「埼京線」「トランプ」「雷」
「銀行」「ハリー・ポッター」
という20の単語を覚える場合、これらで物語をつくってビデオにする。
なおイメージは鮮明に
「結婚式」は「赤道」上でおこなわれて、近くには海辺があり少年たちがぷかぷか「浮き輪」で新婦へのサプライズを「会議」している。
「帽子」を被った「イタリア」人が「ピアノ」を弾いている。
「牧師」は「針ネズミ」をかかえながらそれを見ている。
横では「ピエロ」がショーをして、おもいっきりジャンプすると「宇宙」へいった。
「携帯」が鳴ったので出てみると「夕食」の後で「トランプ」をしようと言う誘いだった。
そして「埼京線」が「雷」によって遅れたので、「銀行」に行ってから「ハリー・ポッター」を見るらしい。
「飛行機」に乗って家の「ベット」で寝たい。
など、無理やり映像にして覚えやすくする。
3.これを動画としてその部屋に置いておく。
たとえばあらかじめテレビのある部屋を作り、覚えたい2のようなイメージを
ビデオ、DVDとして棚に置く。
思い出したくなった時、部屋のテレビでそれを再生する。
また単語で動画を作るまでも無い場合なら、それらを関連付けたものを部屋に置いておくのもよし。
たとえば「花嫁」と「地球」なら小さな地球を持った花嫁をその部屋に置いておく。
またそれを写真として想像した部屋の壁に飾っておく。
※ゆっくりと、時間をかけて行ってください。
何度もじっくり練習することによってそれは確実なものとなります。