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conservative

君臨してもらわねば

2023.09.22 01:10

チャイナが卑劣な欲を隠し仕立てに出ていた鄧小平時代と違い、ゲスが馬脚を現し自己崩壊に向かっている首謀者は無能な習近平が君臨しているからです。習近平の得手は権力闘争だけで他は無能。確固たる思想もありません。習近平の次が出てきて愛想を振りまかれるのは困るのです。チャイナが国家として潰れるまで習近平には君臨してもらわねばなりません。


消える幹部たち 負のスパイラルに陥った中共「皆が習氏の死を願っている」

先月29日から3週間ほど姿を見せていない中国国防部トップの李尚福部長。その失脚説が取り沙汰されている。

エポックタイムズは複数の情報筋から「同氏がすでに逮捕されていること。および、同氏の告発により、軍装備調達関連の幹部8人も調査を受けている」とする情報を入手しており、ロイター通信など複数の大手メディアも同様の報道を相次いで伝えている。

李尚福部長に関する問題について、中国外務省は「状況を把握していない」と主張。中国の官製メディアも一切報じていない。

習主席を怒らせた原因

李氏は、なぜ習近平国家主席を怒らせたのか。その原因について、在米の中国人研究家・呉祚来氏は19日、エポックタイムズの取材に応じた際に、次のように分析した。

「李氏らがこれまで、中国軍は装備が非常に優れていて、訓練も見事だ、などと良いニュース、つまり習氏を喜ばせるニュースばかり報告していたことと関係しているものと思われる。過去半年の間、李氏は告発に遭ったのか。あるいは、いざ(台湾との)戦争の準備を始めようとしたら隠蔽していた問題が発覚したのか。いずれにせよ、これまで調査しなければ何もわからなかったが、いざ調査してみると、それらが明るみに出てきた。多くの人が名乗りを上げて情報などを提供したのかもしれない」

また呉氏は、中国軍の腐敗問題についてこう言う。

「腐敗しきっている。1億(元)の予算があったら、その半分でも装備に使われていたらまだ良いほうだ。それ以外の金は、全て役人の懐に入る。李尚福国防部長が逮捕されたのであれば、今後は、多くの関係者が連座によって処罰を受けることになる。調査をしていけば、多くの人が影響を受けるだろう」

次々に「消える」中共の幹部たち

李尚福部長の失脚説が取り沙汰される以前から、7月には、中国の戦略核ミサイルを扱う重要部隊である「ロケット軍」の司令官と政治委員ら高層幹部が交代させられるという「異変」が起きていた。

このほかにも、外相を務めていた秦剛氏が約1カ月にわたり動静が伝えられず、明確な理由も公表されないまま、7月に解任されている。

経済アナリスト・蔡慎坤氏は19日に自身のSNSを更新し、「これらの失脚した幹部は、いずれも昨年、習氏が信頼して選んだ人物だった。これらの人までもが(政治的な)試練に耐えられなかったとすると、忠誠心があって有能な中共幹部は、もはや非常に少ないことになる」と指摘した。

「みんな習氏の死を願っている」

また、作家でエポックタイムズのコラムリストでもある王赫氏は、次のように述べている。

「現在、習氏の猜疑心があまりに強いため、次は自分の番か、いつ逮捕されるかわからない、と党内では高層幹部から下っ端の官僚まで誰一人安心できる人間はいない。そのため、みんな習氏の死を願っている」

「もちろん習氏本人も、自分の置かれている状況を知っている。そのため(自身の)防衛をさらに強化し、取り締まりもさらに厳格化することになる。こうして、負のスパイラルに陥った現在の局面は、非常に危険だ」

「いったん中国でクーデターが起これば、1964年のフルシチョフの平和的な退陣や1991年のゴルバチョフの軟禁などのようにはいかないだろう。中国でクーデターが起きれば、習近平氏の命はない。習氏もこの点については認識しているので、彼が行う弾圧は相当厳しいものになる。目下、中国共産党はそのような恐ろしい状態にあると言える」