誰にでもお役目があります
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昔からの本を読むと およそ 同じことを言っている
自殺した魂は 生きていた時の 苦しみどころじゃ ないそうだ
本当かどうかは わからないけど
信用している
私は弱い人間だから
自分で命を絶つことだけは
やめようと 生きてきた
こんな姿になったって
おもしろいじゃない
KIKI KILIN 75才
◇ ◇ ◇
新学期が始まる日、まわりのみんなが「おはよう、今日から学校だね」って笑顔で言葉を交わすとき、「私は学校に行きたくない」ということを考える気持ち、何となくわかります。
だから思うの、そう思うこと、それはそれでいいじゃないって。
私は小さいとき、自閉傾向の強い子どもでね、じっと人のことを観察してた。学校に行かない日もあったけど、父は決まって「行かなくてもいいよ、それよりこっちにおいで、こっちにおいで」って言ってくれたの。だから、私の子どもがそういうことになったら、父と同じことを言うと思う。
それにね、学校に行かないからって、何もしないわけじゃないでしょう。人間にはどんなにつまらないことでも「役目」というのがあるの。
「お役目ご苦労様」と言ってもらえると、大人だってうれしいでしょう。子どもだったら、とくにやる気が出るんじゃないかな。
ただね「ずっと不登校でいる」というのは子ども自身、すごく辛抱がいることだと思う。うちの夫がある日、こう言ったの。「お前な、グレるってのはたいへんなんだぞ。すごいエネルギーがいるんだ。そして、グレ続けるっていうのも苦しいんだぞ」って。
ある意味で、不登校もそうなんじゃないかと思うの。
学校には行かないかもしれないけど、自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせることができるものと出会える。そういう機会って絶対訪れます。
私が劇団に入ったのは18歳のとき。全然必要とされない役者だった。美人でもないし、配役だって「通行人A」とかそんなのばっかり。でも、その役者という仕事を50年以上、続けてこられたの。
だから、9月1日がイヤだなって思ったら、自殺するより、もうちょっとだけ待っていてほしいの。
そして、世の中をこう、じっと見ててほしいのね。
あなたを必要としてくれる人や物が見つかるから。だって、世の中に必要のない人間なんていないんだから。
私も全身にガンを患ったけれど、大丈夫。私みたいに歳をとれば、ガンとか脳卒中とか、死ぬ理由はいっぱいあるから。
無理して、いま死ななくていいじゃない。
だからさ、それまでずっと居てよ、フラフラとさ。――2015年8月22日
以上コピペでございます。
不都合ありましたらお叱り下さいませ。
「自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせることができるものと出会える。
そういう機会って絶対に訪れます。
だから焦らないでください。」
この言葉はとても大切な言葉だと感じた次第です。
八月が過ぎようとしています。
台風も近づいて雨風不安定ですが
どなた様もどうぞ良い夜をお過ごし下さいませ。
今日も一日お疲れ様でございました。
おやすみなさいませ。