夏の思い出~日曜学校サマースクール2018~
【ヒラカレタオテラプロジェクト】
いよいよ今日で8月も終わり。
夏が終わるこの時期は少し寂しさを感じると同時に秋に向かって心持ちも少し穏やかになっていきます。今年も7月に日曜学校のサマースクールを開催しました。
参加者は子ども48名、スタッフや役員、保護者を含めると80名オーバー。
賑やかな二日間となりました。
恒例のそうめん流し台作りは1週間前に作成。総代さんと若婦人会にテラオヤスタッフと暑い中切り出しから竹割りと清掃まで。
今年も立派な流し台が3本出来ました。毎年試行錯誤しながらあーでもないこーでもないと(笑)作り方はまだまだ進化していきそうです(^^;ありがとうございます!
そして当日。
いよいよサマースクールがスタートです。
開会式と『らいはいのうた』のおつとめ。
年々みんな声も大きく上手になってますね!
開会式の後、まずはワークショップ。
今年は「楽心堂本舗」さんにご協力をいただいて『オリジナルおけそく作り』に挑戦です。
お盆を前にお家のお仏壇にお飾りすることが目標です。まずは「お華束(おけそく)」の意味と作り方の説明です。
「お華束」とは餅や菓子を積み上げて作るお供え物を言います。今回は「らくがん」を使ったお仏壇サイズのおけそくを作ります。
初めに気に入った色や形のらくがんを選んで台座に置きデザインを決めていきます。すっと決まる子もいれば置いては戻しを繰り返してなかなか決まらない子も(^^;それぞれの個性や性格が見えてきておもしろい!
デザインが決まったら糊を付けて芯棒に張り付けの作業。「楽心堂本舗」さんの落雁お華束は全てに自然素材が使われ、さらに長期間お飾りすることもできます。この糊もレモングラスなどが使用され防虫の効果もあります。お母さんたちに糊を配ってもらって作業開始!
一つずつ丁寧に貼り進めます。胴体が終わったら最後に頭の部分を積み重ねます。
そしてようやく完成!自分の思い通りのデザイン、みんな上手にできたかな?
出来上がった「おけそく」はまず本堂にお飾り。色とりどりの作品が並びます。こうして見ると十人十色、どれ一つとして同じものはありません。どれもがきれいで美しく仕上がりましたね!「楽心堂本舗」さん、ありがとうございました!
「おけそく」をお荘厳したら「おゆうじ」、夕方のおつとめです。お導師は交代しながら勤めてもらいます。今度は5年生。
さぁ、そろそろお腹も空いてきました。楽しみな夕食、そうめん流しとBBQの時間。
ただ。。。ワークショップの最中から外は雨模様。かなりの土砂降り。。。( ;∀;)
せっかく作ってもらったそうめん流し台でしたが一台だけをガレージ前に移動してセッティングです。まぁごった返し加減がハンパない(笑)
テラオヤスタッフも奮闘。そうめんも流しっぱなしです(笑)横ではBBQの準備も。ガレージにも急遽テーブルとイスを用意して。ただ食べ終わるころには雨もほとんど止んでました(笑)そんなものですね(^^;
食後は「ケンさんのマジックショー」。ケンさん今年もありがとうございます!
今回はカードではなく連想系のマジック。「えぇ~~!!」「わぁ~~~!!」「なんでぇ?~~~~!!」の連続。子どもらしい反応が微笑ましい(^^)
いつもボランティアで駆け付けてくれるケンさん。
来年もさらにすごいマジック期待してます!!
ここでまた外が大雨に((+_+))
屋外ゲームを取りやめ屋内のゲーム大会に変更!若婦人会の役員さん、出番です!!
チームに分かれて対抗戦。
なんか子どもよりはしゃいでませんか?役員さん?(笑)
大人も夢中になることで子ども達は更に楽しくなる気がします。
予定とは違った展開でしたが即興の室内ゲーム、なかなか盛り上がりました(^^)
ハプニングを楽しむ。子どもも大人も、みんなで取り組む時間は大切ですね。
おやこで楽しむ日曜学校サマースクール(^^)v
最後に役員さん達からおかしをもらって一日参加の人は解散です。
ここからお泊りの子たちはお風呂に入って各々遊んだりおしゃべりしたり。
今年の完全就寝は午前4時半過ぎでした(^^;
翌朝はラジオ体操から始まり「おあさじ」(朝のおつとめ)~朝食~そうじ。
そして夏休みの宿題。ここ数年みんな「早く終わらせたい!」とのことでもくもくと頑張ってます。中には寝る間も惜しんでやる強者も(?)こちらとしては早く寝て欲しい(笑)
上級生が下級生に分からないところを教えてもらいます。数年前はこの子らが教えてもらう側にいました。成長が感じられて嬉しいです。
そしていよいよ終わりの時間。楽しかった思い出と一生懸命に作った「おけそく」を持って帰ります。家に帰ってお仏壇にお飾りしてね!
毎年「サマースクール」は夏休みに入ると同時に行っています。始業式あって今日で3日目。大変だったけど今年の夏も楽しかったなぁと振り返っています。
「自分たちでできることを自分たちの手でやってみる」と若干のスタイル変更をしてから二年目。企画、準備、進行とやることは増えましたが各々が楽しみつつ取り組めている気がします。まだまだやれること、やりたいことはてんこ盛り!子ども達のために共に何ができるのかを念頭にみんなで取り組んでいきたいです。
この活動が、子ども達にとって良き思い出となるよう、日々の励みとなるよう。そして仏さまとのご縁づくりに繋がるようまた来年も継続していきたいと思います。
主催の「仏教若婦人会」役員の皆さん。事前準備に奮闘いただいた総代さん達。父兄の方や全般のサポートに尽力してくれた「テラオヤ」のみんな。ありがとうございました!合掌。