利他の心が人生を豊かにする 理事 原田可奈子
6月14日(水)に九州商工会議所女性会連合会総会が、城山ホテル鹿児島(鹿児島市)に於いて開催。
4年振りの完全リアル開催です!熊本県からは、今年設立された八代商工会議所女性会が嬉しい初参加。各県いつもの様に鈴付きの可愛い鳴り物等を振ってアピールしました。
総会は、国歌並びに「女性会の歌」斉唱、「女性会活動指針」唱和も大きな声出しで始まり、記念講演会、休憩中に物産展で沢山買い物をし、交流懇親会終了。
記念講演会では、演題「笑いの世界を裏から見れば」、桂竹丸 氏(落語家)を講師に、小噺の数珠つなぎで笑いが・・・この日の為に早朝から諸々準備して集っている皆さんの睡魔、日々の疲れ、そしてコロナ禍の鬱積したものまでも吹き飛ばしてくれたようでした。
翌日のエキスカーションでは、洋行が禁止されている幕末に、若き薩摩藩士19人が近代日本のために命がけで英国への留学に及んだ歴史を紹介する記念館「薩摩藩英国留学生記念館」を視察。
今回、初めてゆっくりとJR鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」のモニュメントの大きさと躍動感を感じていたことから、この若き藩士達の壮大な熱意決意を体感できました。
さらに、昨年、東京国立博物館国宝展を鑑賞した時に出会っていた初代館長 町田久成(銅像)は英国留学生の一人で、薩摩の群像の一番上にいることを知り、点と点をつなげるために私を導いてくれるかのようでした。
今回、有難いことに、他県の方々が目を潤ませて石井元会長へのお悔やみの言葉をかけて頂きました。利他的な活動をされている先輩方と暗黙知の共有・共鳴できる安心感を頂ける女性会の一員として参加させて頂ける事に改めて感謝しました。
<商工ひのくに 9月号>
熊本商工会議所会報誌『商工ひのくに』
〈女性会活動報告〉より