ドラマ「何曜日に生まれたの」主題歌、「バス・ストップ」の歌詞が気になる!
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットドラマ「何曜日に生まれたの」はいよいよクライマックスを迎えていますね!サッカー部の仲間たちと、漫画の連載のためにその関係をを利用する大人たち、そしてアガサとは・・・。気になりますね!
気になると言えば、主題歌「バス・ストップ」が使われているエンディングのクレジットロールもそうですね。微妙に毎回違っていて、ドラマ本編のストーリーに関連しているのか、なにかの伏線なのか?SNSでも話題になっているようです。
さてその「バス・ストップ」、この曲ではどんなことが歌われているのか、歌詞に注目して聴いてみたいと思います。
「バス・ストップ」で最初に歌われるのはある雨の日の情景。バス停で雨に打たれながらバスを待つ女性を見かけ、思わず「僕」は「僕の傘に入ってください」と傘を差しだします。やがてバスはやってきますが、彼女はその場にとどまります。そうして、二人の付き合いが始まるのです。
二人は夏を楽しく過ごし「8月までに彼女は僕のものになった」と綴られています。そして「いつか二人の名前はいっしょになるだろう」とも。これはもう御結婚確定!おめでとう!
季節は巡り、雪は解け日光が降り注ぎ二人を祝福します。雨の日に傘をシェアしたことをきっかけに幸せになった二人を、「僕」はステキなことと感じています。あの傘が僕らを導いてくれた、もう身を隠さなくていいんだ、と。
こうしてみると、「バス・ストップ」はとてもハッピーでロマンティックなラヴ・ソングのようです。これがなにやら不穏な雰囲気さえ漂うマイナーコードで歌われることで、ほろ苦い青春の思い出的な共感をリスナーに呼び起こすのかもしれません。
でも実際には、ほろ苦い青春の思い出どころか、この曲を作った当時のグレアム・グールドマンは、青春真っただ中と言えるハイティーンというのがまた面白いところで、音楽という夢を見ながら紳士服店で働く、鬱々とした日々のなかで思いついたこのストーリーを描くには、このちょっとダークな雰囲気のほうがしっくり来たのかも知れませんね。
ドラマのエンドロールで、ずぶ濡れの中バス停に佇む主演の飯豊まりえさんの映像とリンクする歌詞だったザ・ホリーズ「バス・ストップ」。ドラマのストーリーは歌詞のようにハッピーエンドを迎えるのか、どうなのか。これからも目が離せません!