夏休み活動ブログ 瑞牆小川山ソロ合宿が、3年の歳月を経てついに実現!その1
アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。
8月末、10年に1度の大晴天に恵まれた当店夏季休業。
コロナの影響で夏休み直前で県外自粛令が発令されたり、そもそもこの時期は雨が多いのもあったりと何度となく断念し続けてきた、瑞牆小川山(山梨県北杜市)ソロ合宿が、3年の歳月を経てついに実現。
地元愛媛県から片道10時間に及ぶ命がけのロングドライブを経て、初日のa.m.9:00に廻り目平到着。
この日は、長期の夏合宿を終え、よりによって僕の入り日の午前で撤収の、愛媛No.1のクライミング中毒者のyamayaと、愛媛No.1デンジャラスクライマーのgucciと合流、と言いますか、まずは遠く空中からのお出迎え。
なぜか先に取り付いていた、合流予定の瑞牆在住クライマーのyukawa氏が降りたタイミングでビレイをお願いし、「蜘蛛の糸」狙いのgucciを応援しに取り付きまで5.9のスラブを登るが、いきなりの慣れないスラブは、5.9と言えどもしっかりビビっていたのは内緒です。
小川山を代表する人気ルート「蜘蛛の糸」。
ネーミングからしてフィンガー系クラックなんだろう、ネーミング、見た目、共に格好良いこのルート、とりあえず初日にいきなり取り付くのは、それこそデンジャラスなので、もごもごしていたgucciを置いて、頑張ってねー、とひと言残して、とりあえず懸垂回収で地面に撤収。
まあまあ、2人共、一瞬でも会えて、嬉しかったですよ!!
yosemiteでの健闘を祈ります!!
さてさて、駐車場まで戻り、yukawa氏の農園で育った、山スイカをいただき、エナジーチャージ。
スイカを丸々いただいたgucciもご満悦。さよなら〜!!笑
その後、せっかく初日に辿り着いたので、小川山に初めて訪れた際、tekariさんと(後で登場し)次はこれですねー、と見上げていた「クレイジージャム」を登りにアプローチ開始。
程なくして、岩の前に辿り着く。そうそう、これこれ。初見、これならいける、と確信。
一手一手、慎重に手を進め、気がつけば岩上に!!そんなにクレイジーではないのかな、とか、しょうもないことを考えながら、とりあえず成長を感じた瞬間でした!!
幸先良いですね〜!!
この日は、廻り目平でキャンプ。
yukawa氏と初対面のichiki君と、ビールを片手にサクッとお話をし、翌日の予定もたて、この日はお開き。
お2人とも、明日からもよろしくお願いします。
2日目
何を登ったのだろうか、あまり覚えていないけど、砦岩あたりの密林のマドンナ、オフロード、??本当に覚えていないけど、いろいろ登ったような気がする。
yukawa氏の癖の強さに圧倒されつつも、この日も無事終了。
なんだか疲れた。
3日目からは瑞牆。
この日は地獄エリア。
yamayaもオススメしていた「カヌー」に取り付く。
1トライ目は、オンサイトどころではない登りでしたが、ばらしてムーブは解明!
2便目、核心部までは難なく突破、核心部で、何かが上手くいかずに割と大きくフォール。
この日はyukawa氏のカム、僕のロープでということで岩場入りしたのではあるが、ウォーキングしたのであろうキャメロット0.75の片側が割と開いていて、若干破損。
買い替えを要求され、テンション0max。
自分のなら、なんの問題もないのに…その後、悶々としながら、苔ジャムをとりあえず登って、下山を余儀なくされる。
ちなみに、苔ジャムは意外と面白かったですよ。
下山後、ナナーズcarafateに直行し、0.75をゲット!!
世界の北平氏ともお話できたし、まあ、洗礼ということで、良しとする。
のどかな川上村。
次回その2に続きます。