発達の土台を育てる「原始反射の統合ワーク」
この夏から『原始反射』と『統合ワーク』について学んでいます。
学校に行きづらい子どもたちやわたし自身にも、共通する身体や心の困りごとのひとつ、「季節の変化に身体が適応しづらい・日常で疲れやすい」ことを解消できる手立てはないかと思ったのがきっかけです。
[わかったこと]
発達障害とは、神経発達障害のこと。
神経の発達に抜けがあり、凸凹の差が大きいこと。
その差が大きいほど、生きづらさにつながりやすいこと。
発達の抜けとは、原始反射の残存・影響が関係していること。
「発達障害者は発達する」
「発達障害という言葉は数年後にはなくなる」
療育などの専門家にもまだあまり認知されていない新しい分野で、わたしもまだ勉強不足で説明できるほどの理解ではないのですが、『原始反射の統合』で発達の抜けを埋めて、発達の土台を育てることは、実際に効果の高い方法のようです。
反射の影響で起こる困りごとはたくさんあり、統合(=うちに含んで発達)することで、日常のしんどさが減り、ラクにできることが増えるなら、こどもたちはもっと自由にいろんなことを選択できるようになるのではないかと期待しています。
【固める反射があると他の反射も残りやすい】
原始反射の例と、その反射が残っている場合に出やすい影響の一覧です。
いかがですか?ご自身に当てはまる「反射の影響」ありますか?
わたしは、ここに載っていませんが、発達の土台中の土台である「固める反射」がバリバリに残ってます笑。だから、こうなのかーと納得です^^;
発達の凸凹があるがゆえに、できると思われてできなかったり、できたとしてもエネルギーをたくさん使うのでとても疲れたりします。
実は、しんどいことをまわりに分かってもらえないことも多く、それが生きづらさにつながっている側面もあります。自分でも気づきにくいから、頑張りすぎて、いつまでもしんどいループにはまるのも「あるある」です。わたしもそうでした。
自分自身も含め、そういう方や子どもたちが、もっとラクに才能を発揮できるようになるといいなあ、そのお手伝いがしたいなあと思って、先日、反射の統合ワークの研修に参加しました。
今月は、統合ワーク後(と言っても、グループ研修内で短時間ずつ数種類受けただけですが)の自分自身の心身の変化を観察しています。
統合中は、ストレスで反射の活性化が起こりやすく、日々のストレスまあまあある(笑)わたしの場合、固める反射(恐怖麻痺反射)が活性化して(出せない身体)、熱中症にもなりがちですが、確実に身体が変わり、心の変化も良い方向へと変わっていっているのがわかります。
講師の梅田さんにいただいた言葉。
「大きな愛にみあう身体をつくっていく」
自分のやりたいことが思う存分できる身体に育てていこうと思います。