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kojinkai

見たことない証明の形。

2023.09.24 01:00

中学1年弘学館生は、

図形の証明に既に入ってます。


かなり早いですね、

体系数学のカリキュラムに

乗っているのと、代数幾何が

並行してガンガン進むので、

もう、今の中2の子の実力は

遥かに凌駕しています。

弘学館に適性のある子の学びは

本当に恐るべしといったところです。


本日は、証明の中でも

癖のあるもの、プロセスが長いもの、

など、色々紹介して解いて

もらいましたが、

その子の強さは、分からなくても

既存の知識から編み出してくる

強さにあります。


本日は、従来の子からはおよそ

発想が出てこない優れた

証明プロセスを見て、

はー、これはすごい、おもしろいな、と

久々に舌を巻きました。


来年度は本格的に

「高校への数学」を導入し、

その子と一緒に遊ぼうと心に決めました。



この子は公立に通っていたら

100%今の才能は発揮されず

埋もれていたと思いますが、

この学校を勧め、合格し、

親御さんの判断もあって

通い始め、本当に良い

進路指導が出来たと

心から思っています。


今日も4時間みっちり学び、

有意義な時間を過ごしました。



で、最もすごい点は何か?

今の高校生や中学生に足りない、

毎日の学習の連続性が

確かに感じられるところです。


土曜日も来て学びますが、

必ず平日も、ひと時も変わらず

同じように過ごしているんだろうと、

その練度を感じさせる出来栄えです。



毎日やると、毎日、昨日、一昨日を

思い出しながら、記憶が

強化されながらアップデート

されてゆきます。


それが、本来あるべき

学習の姿であり、研究の姿です。



モデルケースの一つとも言える

学びのあり方かと思います。

この子はいまだに小6の時から

その良さが一つも変わっていません。


研究というのは、やらされるものでなく

毎日やる中で細かな新しい発見、

自分の変化を楽しめるからこそ、

継続されるものです。



毎日毎日が、研究。

頭の良し悪しではありません。

成果が出ない子は毎日やってない。

ただ、それだけのことなのです。