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いわぶち動物病院

ずっと昔のキラキラネーム

2023.09.24 10:35

最近はよく、キラキラネームが増えた(最近、と言うより、かなり前からですね)と言われることが多いです。


学校の先生も、フリガナをふらないと、名前がわからないとか。


キラキラネームに関して、こんなエピソードがあります。


皆さん、デスノートを知っていますでしょうか。

かなり昔の作品ですが、ご存知の方も多いかと思います。


このデスノートの主人公、八神月(ライト)は明らかにキラキラネームですが、これは作者の大庭つぐみさんが、殺人鬼と同じ名前になって、イジメられちゃう子供が出ないように、という配慮により、こんな名前の人間はいないだろう、という理由で名づけられたそうです。


ですが、その後、ファンから、デスノート最高です!主人公の八神月、かっこいいですよね!

生まれた息子には月(ライト)と名付けました!

という手紙が来て、がっくりきたという話があるそうです。


ですが、キラキラネームと言うのは、実は今に限ったものじゃありません。


江戸時代や明治時代、大正、昭和にいたるまで、記録を探して見ると、


「最近の若者達は、自分の子供におかしな名前ばかりつけている」

これは江戸時代の一般人の台詞ですが、今も昔もキラキラネームは無くならなかったようですね。


有名どころでは、森鴎外は、自分の子供達が海外でも名前の語感が通じるように、杏奴(アンヌ)とか、𣝣(ジャック)なんていう名前をつけていたそうです。


江戸時代の人の、

「最近の若者達は、自分の子供におかしな名前ばかりつけている」

というセリフ。今も昔も、キラネームをつける人はたくさんいたということですね。