兄がやってきた!
我が家に兄がやってきた。
兄に会うのは3年ぶりかな?
私がここ南仏に住み始めて2ヶ月後に母と弟が遊びに来たんだけど、まだ自分自身も慣れていない状態だったので、どこにも連れて行ってあげることもできず、今では残念だったなーと思い返す時がよくある。
だけど、今回はなんと4年経ってから、兄が初めてラシオタに私に会いにやって来たのです。
兄の渡仏の予定は、せっかくだから、ラグビーワールドカップもついでに見てしまおうという計画で今年の3月辺りから決まっていた。
なのでホテル、TGV(フランスの新幹線)、パリの空港からマルセイユ往復、ラシオタ、トゥールーズのホテル等、全て予約が半年前から選びたい放題。
実は私の今の仕事が秘書なので、プライベートな旅の計画もスラスラできてしまえる得意技を持っているのです。
この日から6日間、兄と一緒に過ごすのですが、考えれたら大人になってから兄と一緒に過ごすなんてことは、初めてかも、とふと思った。
無事にマルセイユ駅で合流し、ゆっくりと我が家に向かう。マルセイユから電車で30分。大体東京にある実家から新宿に行くくらいかな?
でもなんかマルセイユの方が近く感じる、のはなぜだろう。
家を案内してゆっくりした後は、近所の絶景ポイントまで散歩。兄が「空気がアロマの木の匂いがする」と言われて、「え?そう?」よくよく意識して嗅いでみると、言われてみればウッドの匂いがした。毎日住んでいると匂いなんてわからない。自分では気づかない新たな発見だ!
すごい私は毎日自然なウッドの香りを嗅いでるんだ。
この日の夜にワールドカップの開幕戦フランス対ニュージーランドの試合が開催されるとのことで、私達は港の旧市街にあるワインバーで一杯飲んでから、街に繰り出した。
なんということでしょう。
もうヴァカンスシーズンは終わったというのに、人が溢れかえっています。町中の椅子集めてバーのテレビの前に出した感じがよくわかります。
すごい人とすごい熱気!地元の応援の様子がわかったようで、兄は満足した様子で何より。
次の日はトゥールーズに向かいます。