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ロンドンは、まだ故郷ではない

ヨーロッパ格安航空・ライアンエアーを使うときの覚悟

2018.09.02 15:32

ロンドンに来てから初めてお休みを貰い、ドイツに行って来ました。行き先はベルリンとフランクフルト。


旅行の話は追って書くとして、フランクフルト→ロンドンで使ったライアンエアー(Ryanair)という航空会社の話。


アイルランドのダブリンが本社のライアンエアーは、ヨーロッパ諸国にLCCサービスを展開。安ければ、なんと1000円くらいのフライトもあったり!

今回のチケットは割といい時間のものだったので2万円近くしました。


ほかのLCCと同じだろうと思い、ぼんやり構えていた私ですが、ヨーロッパ在住の先輩にライアンエアーの注意点を教えて貰ってびっくりしました。



チケットを必ず印刷

このエコのご時世に…???

と思いましたが、航空券をきちんと印刷しないとペナルティ(60ユーロくらい)を取られる。この航空券、4部に分かれていて、ご丁寧に折り方まで指定されている。…ありがとうございます。


私はこのルールに全く気づかず、先輩がわざわざ会社に行って印刷してくれました…。頭が上がらない。


チェックインカウンターでビザチェック

EU圏パスポート以外の人は、チェックインカウンターでビザチェックというものをしないといけません。カウンターに行くと、印刷した航空券にスタンプを押してくれたりサインしてくれたりします。


パスポートのチェックをされるくらいなのですが、私の航空券にはお姉さんがナゾの線を引いてくれただけで、何の意味があるのかはわかりません。ありがとうございました。

ちなみに、もちろん通常の出国検査もこの後にあります。


持ち込み荷物が一個だけ

持ち込みできるのは、ハンドバックサイズが一個だけ。

もう一つ、キャリーケースなどを持ち込みたい場合には、追加でお金を払わないといけません。私はキャリーケースを持ち込みたかったので、7ユーロ追加で払いました。


ちなみに、追加でこの費用を払うと搭乗時も優先的に乗れます。ありがとうございます。


遅れる

とにかく遅れるらしい。

まさに今、実は搭乗待ちなのですが、もれなく30分遅れて順調に記事が書けています。ありがとうございます。


その他

航空券印刷もそうだけど、とにかく全部客がやる。

預け荷物は飛行機まで自分で持って行って、搭乗前に自分で積み込む。



こんな感じで注意点がたくさんあって、手間と時間が必要。

一方、やっぱり安いので、今後もときどき使うかなぁと思います。


使うときの条件は、


・時間に余裕がある

・荷物が少なめ

・追加料金(手荷物一つ追加+優先搭乗)を払っても他のフライトより安い


かな。


注意点とは離れますが、このライアンエアーはブラック企業で有名らしい。

劣悪な労働環境のためか、去年はパイロットが何百人も他会社に流れ、2000便が突然キャンセルになったとか。ブラックなのは対顧客もそうで、一時は立ち乗りを検討していたとか。(危険すぎる笑)


調べると興味深い話がたくさん出てきます。


強気なライアンエアー様の今後の行く末を楽しみに、搭乗してみます。アディオス。


追記

乗った。どうやら清掃はしないみたいで、座席にパンのかけらが散らばっていました。

どうやって食べたら座席にパンクズが散らばるんだ……。

あと、ちゃんと掃除して…。笑