インボイス(お国)制度に腹をくくる
※ここ半年ほど、時間をかけて思慮しましたが…
私の場合、
法人(企業)クライアントさんが多いという理由で、
晴れて、いややむなく
手続きしましたぜ!という話。
インボイス関連ニュースに日々鬱々
「私には関係ないんじゃね?」
と、ワードを聞き流していた去年の自分、アホやな。
きっかけは今年の2月にテレビで見た
フリーライターさんのデモの様子でした。
「これはフリーランスいじめの制度だ!」と叫ぶ彼女が
どんな問題で何を訴えているのかも
まったくわからんほど…
私にとってインボイスは 他人事だ と思っていました。
いや、バッチリ渦中の人やん私。
それからというもの、とにかく
あらゆるツールを使って日々
インボイスのお勉強を続けました。
考えてみれば、私の複業…経理事務やん。
会社には誰も経理のことを聞ける人がいない
という状況なので
そりゃ、私がアンテナ張らにゃ
会社に迷惑がかかる(汗)
いやいや、そうじゃない。
自分の仕事のほうが大事!
(暴言。複業先の人が見ていないことを祈る )
春から鬼のごとく情報収集を行った結果、
私のスマホには
インボイス関連ニュースしか
流れて来なくなってしまいました(笑)
で、私にとっての得策は何なのか?
結局のところ
登録番号ってやつをもらうために
自らが申請を「する」か「しない」か。
ムズイのが…
免税事業者さん、好きに選んでよろしおすえ~
なんですよ、ここ!なんかすごくもやる、嫌。
だって消費税増税なんて強制でしょ。
国会の閣議で決まったから、はい上乗せ。って。
軽減税率ってのも気が付きゃ始まっていて
やれ「国民のため」「生活必需品は…」って
その制度の裏で粛々と
そのうち、きっちり消費税いただきますからね。
と、こっち(インボイス)の情報は
なんだかんだで超絶薄まってしまい、
いや、コロナ禍だったからっていうのもあるのか?
近々に迫った情報順位じゃなかったんですよね、きっと。
それにしても、
事業規模の大小にかかわらず、
こんなすこぶる面倒かつ手数のかかることを
請求するたび、経費支払うたびに
やらんといかんのかえ。
それが本来の、正当なことだとは
頭ではわかりますよ。
それでも、
フリーランス推しの風を世間に吹かせた後で、
テレワークだWワークだとにぎわせた後で、
「仕事しやすくするなら税金納めてね」
これフリーランスにとって
正直、しんどいです。
で、結局どうしたのか。申請したさ!
結局、つべこべいっても始まらねえと
腹をくくって申請しました。
しかも、紙に印鑑ついて重々しく…ではなく
家からe-taxでさらっと終わらせました。
なんかだかなあ、便利なんだけどなあ。
これまで課税されなかったのを徴収するんだし、
ちょっとありがたがって欲しい
(いうても大した納税額ではない)
まあ、個人様相手のお仕事であれば
免税で振り切るぜ!も十分アリなんですがね。
如何せん、私の仕事は
クライアント様がいてくださってなんぼ、
ですし
おら払わね!といえば
クライアント様に迷惑が掛かるわけですよ。
しかも、私は
※原稿料や報酬、講師料の名目で請求した場合
『源泉徴収税』というやつを
請求時に自ら差し引く!という行為を
当たり前のごとく行っていたせいか
あんまり抵抗がなかったんですよね。
例年確定申告で取り戻す、この源泉税が
そっくりそのまま消費税として
国に徴収される…というわけです。
ちょっとしたボーナス気分だった還付が
もろとも来年から吹っ飛ぶんだわ…。
クライアントに迷惑をかけないため。
仕事を取りやすくすため。
すべて自分で選んだことですから。
とはいいつつ、
インボイスやめろ!と心底思っています。
制度がなくなる前提でやらない、のは
違うと思うので。
とりあえず制度の流れに沿ってみて、
後追いでなくなってくれんかな…と
全身全霊で願っています。