只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

インボイス(お国)制度に腹をくくる

2023.09.28 00:30

※ここ半年ほど、時間をかけて思慮しましたが…

私の場合、

法人(企業)クライアントさんが多いという理由で、

晴れて、いややむなく

手続きしましたぜ!という話。


インボイス関連ニュースに日々鬱々

「私には関係ないんじゃね?」

と、ワードを聞き流していた去年の自分、アホやな。

きっかけは今年の2月にテレビで見た

フリーライターさんのデモの様子でした。

「これはフリーランスいじめの制度だ!」と叫ぶ彼女が

どんな問題で何を訴えているのかも

まったくわからんほど…

私にとってインボイスは 他人事だ と思っていました。

いや、バッチリ渦中の人やん私。


それからというもの、とにかく

あらゆるツールを使って日々

インボイスのお勉強を続けました。

考えてみれば、私の複業…経理事務やん。

会社には誰も経理のことを聞ける人がいない

という状況なので

そりゃ、私がアンテナ張らにゃ

会社に迷惑がかかる(汗)


いやいや、そうじゃない。

自分の仕事のほうが大事!

(暴言。複業先の人が見ていないことを祈る )

春から鬼のごとく情報収集を行った結果、

私のスマホには

インボイス関連ニュースしか

流れて来なくなってしまいました(笑)


で、私にとっての得策は何なのか?

結局のところ

登録番号ってやつをもらうために

自らが申請を「する」か「しない」か。

ムズイのが…


免税事業者さん、好きに選んでよろしおすえ~


なんですよ、ここ!なんかすごくもやる、嫌。


だって消費税増税なんて強制でしょ。

国会の閣議で決まったから、はい上乗せ。って。

軽減税率ってのも気が付きゃ始まっていて

やれ「国民のため」「生活必需品は…」って

その制度の裏で粛々と


そのうち、きっちり消費税いただきますからね。


と、こっち(インボイス)の情報は

なんだかんだで超絶薄まってしまい、

いや、コロナ禍だったからっていうのもあるのか?

近々に迫った情報順位じゃなかったんですよね、きっと。


それにしても、

事業規模の大小にかかわらず、

こんなすこぶる面倒かつ手数のかかることを

請求するたび、経費支払うたびに

やらんといかんのかえ。


それが本来の、正当なことだとは

頭ではわかりますよ。

それでも、

フリーランス推しの風を世間に吹かせた後で、

テレワークだWワークだとにぎわせた後で、


「仕事しやすくするなら税金納めてね」


これフリーランスにとって

正直、しんどいです。


で、結局どうしたのか。申請したさ!

結局、つべこべいっても始まらねえと

腹をくくって申請しました。

しかも、紙に印鑑ついて重々しく…ではなく

家からe-taxでさらっと終わらせました。

なんかだかなあ、便利なんだけどなあ。

これまで課税されなかったのを徴収するんだし、

ちょっとありがたがって欲しい

(いうても大した納税額ではない)


まあ、個人様相手のお仕事であれば

免税で振り切るぜ!も十分アリなんですがね。

如何せん、私の仕事は

クライアント様がいてくださってなんぼ、

ですし

おら払わね!といえば

クライアント様に迷惑が掛かるわけですよ。


しかも、私は

※原稿料や報酬、講師料の名目で請求した場合

『源泉徴収税』というやつを

請求時に自ら差し引く!という行為を

当たり前のごとく行っていたせいか


あんまり抵抗がなかったんですよね。

例年確定申告で取り戻す、この源泉税が

そっくりそのまま消費税として

国に徴収される…というわけです。

ちょっとしたボーナス気分だった還付が

もろとも来年から吹っ飛ぶんだわ…。


クライアントに迷惑をかけないため。

仕事を取りやすくすため。

すべて自分で選んだことですから。

とはいいつつ、

インボイスやめろ!と心底思っています。

制度がなくなる前提でやらない、のは

違うと思うので。

とりあえず制度の流れに沿ってみて、

後追いでなくなってくれんかな…と

全身全霊で願っています。