嫌だった七五三のこと
こんにちは。カメラマンのふかいです。
いきなりタイトルが強烈〜。
今回のブログはこれからシーズンを迎える七五三について書きたいと思います。
ちなみに、嫌だったのは私自身の七五三のことです笑
ですが正直全く覚えていません。
ただ残った写真を見ると泣いた様子がはっきり解る赤くなった目元。
真っ赤な鼻。
よだれでテカテカした唇。
髪飾りは全く付いていないし、
頑張って着せてくれたお着物は左前です。(フルコンボだドン)
定番の家族写真と主役の1人ショットは
世の中の理想の形では残されてなく、
家族写真では祖母に、本来1人で立つ写真では母に抱っこされて写る私。
こんなにも大変だったことが解る七五三は見たことがありません。
母も写真を見るたびに「すごかったよ〜」と言います。
想像しただけで地獄絵図。
きっと当日は写真屋さんに対して申し訳ない気持ちになったり、
せっかくのハレの日なのに。と、残念に感じたと思います。
なので、先日テレビ電話をした時に直接母に聞いてみました。
*七五三、まともな写真がなくてごめんね
「いいのよ〜、後になればあれはあれであなたらしくて良かった。」
(ご迷惑をおかけして申し訳ございません笑)
*でも当日はどう思ったの?
「なーんで着んのやろ、そいらい難しい事じゃ無いがに(そんなに難しい事じゃ無いのに)って」
(ほんとごめんなさい笑)
多分ね、私は今もそうなんだけど自分で決めたかったのよね。
自分で納得しないとアルバムも商品化しないとか、小さな頃の性格のまま!
きっと、写真を撮るも撮らないも。
着物を着るも着ないも。
どの着物を着るも、自分で納得して決めたかったのよね。
お手数お掛けしまくりごめんなさい。
でも母としてはキレイに残したかったと思うので、
私が撮影させていただけるお客様には、
というか、
何がその子にとってベストなのか考えながら、楽しく撮影ができたらなと思います。
そうそう、
ラストに七五三で役に立つかもしれない小物があるので紹介させてください。
3歳さんの七五三でおすすめなのが「兵児帯(へこおび)」です。
金魚みたいな、クシュクシュっとしたあれです。(雑)
着物まで着れてもお被布はイヤ!となる子もいます。
マジックベルトも簡単で良いのですが、兵児帯ならそのままでも可愛い!
さらにタイミングをみて被布を着てくれたら背中がモリッとしてとても可愛い!!
可愛い尽くしの万能アイテムです。
兵児帯は浴衣にも使えるので1本あると安心できると思います。
着物の色味にもよりますが、
お子様の好きな色やそれに近い物もいいかもしれませんね。
絞りももちろん、レースやオーガンジーもあるみたいです。
載せた写真は今夏の帰省時に3歳長男に一式着せて撮ったものです。
着物は恐竜以外興味のない長男なので私が選びました。エヘヘ
家の中でクーラーがきいているとはいえ、暑い中着てくれてありがとう!
もちろん一悶着はあったけど、あの手この手で、
どうにか楽しいに切り替えてくれて助かりました。
我が家の正式な七五三は今年か、
末っ子3歳の時にまとめてするかまだ決めていないけれど
その時も楽しく着てくれたら良いな。
これから七五三を迎えられる方が素敵な日になりますように。
ここまで読んでくださりありがとうございます。