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おひょいさんのおたより

大人旅3

2023.09.28 02:30


翌日はあさイチで太宰府天満宮へ。

受験を控えた子供を抱えるメンバーの希望により。

確かに太宰府に来れる機会ってそうそう作れないもんね。


まあ前日のかえる寺のことを考えれば

歴史も由緒もある立派な神社ですね。

一大観光名所でもあるので、

入口へ続くストリートは朝からすごい商魂たくましいし、

境内に入っても数々のグッズに圧倒される。


私は自分の受験に興味がなかったし、

子供の受験にも興味がない。

人生において重要な局面と考えていないので、

キーホルダーやお守りの一つも購入していない。


就職と同じで、

学校なんて「どこに入るか」が問題ではなく、

「そこで何をするか」のほうが重要。

受験勉強が忙しいとかいって、

子供のクセに遊びもしないほうが問題。


太宰府で私が一番感銘を受けたのは、

樹齢1000年以上のクスノキの大木。

幹の太さは圧巻で、巨人のような生命力も感じる。

枝なんてもう別の植物が茂っていて、

もはやジブリの世界。

やっぱりね、

人が造ったモノや偶像なんか崇められないですよ。

お次はバッティングセンターへ。

メンバー唯一の現役である私はもちろんシャープに振れるが、

皆さんも数十年ぶりのクセにけっこう打ててた。

各自の懐かしいバッティングフォームが愛おしかった。


30分程度のあっという間のお遊びだったが、

個人的な今回の旅の最大の目的を果たした。

だって我々は、

年がら年中白い球を追いかけてただけの繋がりなんだから。



最後は少しかいた汗を流しに日帰り温泉へ。

真っ昼間からほんわか眠たい状態で空港に向かう。


空港でお茶しながら次回開催の計画を話し合い、

それぞれが帰路についた。

飛行機がニガテな私は5時間の新幹線旅だ。



今がどんなに立派な社長さんであろうが、

みんなで集まれば当時の関係性にタイムスリップする心地よさ。


肩書も社会的役割も守る家族も、

何もなかったころに戻った感覚に別れを告げた。



私は恵まれていた。

今も恵まれている。


いろいろに申し訳ない気持ちを抱えながら、

電車に揺られて帰るのであった。



おわり