今、気になる〇〇~仕事と家庭の両立編
リフォマガ編集部が、毎月気になる話題をひとつピックアップ。今月は「仕事と家庭の両立」編。同じリフォーム業界で働くパパ・ママ営業の皆さんは、どのように仕事と家庭を両立させているのでしょうか?
今回お話をうかがったのは・・・
▲コープハウジングひろしま(広島県安芸郡)金井 良行さん
転職して12年目。4月から営業所長に昇格し、プレイングマネージャーとして活躍中。年間売上高8000万円。
家族構成:妻・長女(9歳)、長男(8歳)、次女(6歳)、三女(1歳)
▲北王(北海道札幌市)川嶋 龍郎さん
2022年8月から中途で入社。入社9カ月ながら、既に大型リノベ案件を複数件受注。年間売上高9000万円が目標。
家族構成:妻・娘(1歳2カ月)
▲北王(北海道札幌市)中澤 広美さん
営業歴30年以上のベテラン。産休・育休時は、1年半仕事を離れていた。今現在は管理職としての仕事がメインで、昔担当した顧客のリクエストによっては担当することもある。
家族構成:夫・娘(20歳)
帰宅時間は?
【19時~22時】 金井良行さん
早い時は19時、遅い時は22時になることも。きっちり週休2日で休めるように、休みの前日は現場が滞らないようにしておきます。
【残業はほぼ0】 川嶋龍郎さん
残業は、ほとんどしません。残業するなら申請が必要になるので、定時の18時になると皆帰宅します。会議も終了時間が決まっているので、長くなることがないです。帰ったら、娘が手をパーにして待っていてくれるのが嬉しいですね。
家事ってどんな感じ?
【片付けと掃除担当】金井良行さん
平日の家事は、ゴミ出し、帰宅してから6人分の食器洗いと洗濯物をたたんで収納するまでを担当します。休日は、念入りな床掃除やトイレ掃除、庭の草むしりもします。妻も働いているので、やれることは自発的にしたいです。
【夕食作りとお風呂と寝かしつけ】川嶋龍郎さん
平日は帰宅してから夕食準備、子どものお風呂や寝かせつけを主に担当しています。休みの日は洗濯や掃除も。自分たちが食べている間に子ども向け番組を見せたり、一緒に食べる時は離乳食をあげたりも。
子どもとの向き合い方は?
【手作りピザを一緒に作る】金井良行さん
休日は、旅行やキャンプの他、バーベキューをしたりしています。時々ピザを生地から手作りすることも。具材は子ども達と一緒にのせ、楽しみます。子ども達はいつか大きくなってしまうから、一緒にいられる時は限られていますもんね。
【子どもの体内時計に合わせる】川嶋龍郎さん
毎日20時までに食事を終え、そのままお風呂のルーティンにしています。子どもの体内時計に合わせて生活をしています。掃除機、洗濯、ドライヤー、食器洗いなど音が出ることは子どもが起きているうちにやります。とはいっても、思い通りにいかない日もありますね…。
子育て真っただ中の今こそ言いたいことは?
【自分を追い込まない】金井良行さん
完璧じゃなくていい、自分を追い込まないようにしましょう。家事を休む日を作ることも大切です。時には旅行に行って、何もしない日を楽しみましょう。奥さんに対しては、「手伝うのではなく、家事の当事者という意識でやっていきます!共に支えあっていきましょう!」と伝えたいです。
【楽しむ姿勢が大切】川嶋龍郎さん
その時々で模索しながらも、常に楽しんでやっています。ネットで子育てについて検索すると、色々なやり方がありますが、見るだけもよし、試すもよし。とにかく楽しむ姿勢は大切ですよ。奥さんに対しては、「助けてくれているから毎日頑張れています。本当にありがとう」と伝えたいです。
子育てを乗り越えられた今こそ言いたいことは?
【悩むくらいなら早く復帰を】中澤広美さん
悩んでいるなら、復帰は一刻も早くした方がいいです。考える余裕があると、色々天秤にかけてしまって決断できず、ストレスがたまってしまいますよ。あまりこだわりを持たず、相性のいい預け先さえあれば、子どもは預けていいんです。かわいそうに思う必要はありません。
【子どもを優先するために】中澤広美さん
子どもが体調を崩した時は休むのが当たり前なんです。子どもの健康より大事なものはないですから。そのために、普段から仕事の内容を共有しておくようにしましょう。仕事はひとりで抱えるものではありません。まわりがフォローできることの方が多いんですよ。
金井さんおすすめ!時短テクニック
20分で作成できるオリジナルのプレゼンボード
隙間時間でのiPadよるプレゼンボード作成が金井さんの時短技。まず「GoodNote(グッドノート)」で作成済のプレゼン用フォーマット(金井さんオリジナル)を開く(1)。そこにカタログアプリ「iCata(アイカタ)」からの画像や写真、テキストなどを入れたら完成(2)。
リフォマガ2023年6月号掲載