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Studio     Vivi

カーリング子育てって知ってますか??

2018.09.03 08:02

皆さん、カーリング子育てって知ってますか? 


先日、「現代の子育てで特に大切な事」と題した  熊本心理カウンセリングセンターの

岡崎光洋先生の子育て講演会に 参加してきたのですが、

子育てしていくうえで、どう関わっていくのが一番いいのか、、、 

自分なりの回答が得られた講演会でした。


 お話の中で、「現代の子育てはカーリング子育てです」というフレーズがあったのですが、

 子供の為にと、親が先回りして障害物を取り除きながら、歩ませている事

 =子供のまわりから困難を取りのぞく親 を、カーリングに例えて

カーリング子育てと呼ぶのだそうです 。


子供の心が育つのは、困難に直面した時。 

それなのに、間違った母性で、過剰に心配し、過剰な指示を出し、 

子供を誘導しがちな親が増えているそうです.

 はい。私もついついやってしまっています。 

(勉強は?お風呂は?片付けは?等など)

 ↑ 反抗期の子供へのNGワードの3つだとか。。。


 線引きがとても難しいところではありますが、 

やはり、子供が自分で生きていけるようになる為に、 

自分で考え、行動できる力を身につけさせるためには、 

子供の頃に、沢山失敗をして、困難にぶつかり、

 そして自分の力で乗り越え、

心を強くする土台が必要なのだと。 


子供の要求に応えすぎたり、何でもやってあげたり、

 少しでも嫌だと言ったらそれを受け入れてあげたり、、、


 生活はどんどん便利になるけれど、生きる事は思い通りにならず、 

時にめんどくさいことって現実にはたくさんありますもんね。 


対人関係力は生きていく上では、学問以上に必要な要素ですが、 

そこを育てる方法を具体的に学校で教わった事ってないですよね?


 対人関係力、習慣遂行力、困難対応力などの、基礎的な要素は、 

集団生活の中でしか培っていく事が出来ません。 


大学入試も変わり(センター試験廃止)、高校、中学、小学校の教育方針も、

 大きく変わる時代がきています。 

(ある意味、今の子供達は変革期にあたって、可哀そうな気もします) 


アクティブラーニングという言葉ばかりが独り歩きしている感じも否めませんが、、、


 現に沖縄県内でさえも、中学受験も大きく変化してきていて、 

ただ暗記して答えを詰め込むだけでは対応できない内容になっています。 

問題の意味を理解し、答えを踏まえて自分の言葉で自分の考えを 

述べるような記述式が、これからは主流になってくるともいわれています。 

(我が家は2年前、長女が中学受験を経験しましたが、 

沖縄の中学受験事情については、また後日) 


自分の意思を自分の言葉で、他人に伝える・・・・

これって大人でも難しい、、、

 

急にできる事ではなく、やはり小さい時から、 

生活の中で身につけてくしかないんですよね。 


ファーストサインやファーストトークは、そんな子供の 基礎となる

コミュニケーション能力の土台を築く講座ですが、 

中でも私はファーストトークに大注目!! 


言葉を話し始める2歳~3歳児が対象のファーストトークでは、 

子供の「言いたい」「伝えたい」という気持ちと考える力を育て、

 言語によるコミュニケーション能力の向上を図ります。


 幼児期のコミュニケーションの土台を築くといっても過言ではありません。 


子供は親に言われた事をそのまま行動に移すこともできますが、 

それはあくまでも「言われたから言ってみた」や「やってみた」にすぎません。 

自分で体験したり感じた事を、自分の気持ちと合わせて経験した時に、

 初めて自分の言葉として根付きます。


 残念ながら、沖縄ではまだこのファーストトークの講座を 

実施できる機関、講師がいないのが現状。 3人の子育てをしていく中で、

この時期の発達にファーストトークは絶対必要!! 

(その後の成長の土台になる)と思ってしまったので、 

この秋講師資格にチャレンジすることにしました。

 年明けには講座がスタートできるように準備を進めていきますので、

 興味がある方は、お楽しみに!!(モニター様も募集予定です) 


「子育ての正しい方法」なんて授業を受けて、親になったわけでもなく、

 だからこそ、子供との関わり方、育て方は常に迷って、 

成長するにつれて、悩みも変わってきます。 


小さい頃は小さいなりの、

 大きくなれば大きくなってからの、 

子育てに対する悩みは尽きる事がありません。 


でも、小さなうちに土台となるものをしっかりと作ってあげられたら、

 先で出てくる悩みもきっと少なくなると思うのです。 


そういえば、小学生以上のお子様をお持ちのお母さん。

 もしまだ子供を朝起こしてあげていたら、

まずは自分で起きるように育てるところから  変えていくといいそうですよ。

 「起きる事は、人生を生きる事」

 自立の一歩を踏み出し、自主性を育てるには、 

自分で起きれる子供にすることから始めてみてください。 


入学準備に、ランドセル、学習机、目覚まし時計をプレゼントし、

 「世界中の子供たちが、小学生になったら朝は自分で起きるのよ」と

刷り込んでくださいと、 講演でもお話されていました。