簡単工作『秋の味覚 栗』
スーパーの果物コーナーには梨や柿に葡萄と秋一色になっていますが栗を置いている店舗は少ないように思います。生の栗を剥いたり煮たりするのは意外と面倒ということもありますが、食文化として受け入れる機会がないということが一因となって販売される機会が少ないのでしょう。ということで工作で作ってしまおうということになり秋の味覚栗を取り上げます。
まず準備するものは写真の通りです。数が多いように思いますが3歳ならお母様が補助し、4歳ならお母様が見守り少しフォローをして、5歳以降なら手順に沿って子供自ら自力で作ることができると思います。
まずコーヒーフィルター1人用を使用しますが、小さなものがない場合は中に入れるティシュの枚数を調整しながら大きな栗を作り上げてください。1人用なら縦横5〜6cmのサイズのものが出来上がります。
栗の本体となる部分はティッシュが形を整えやすいのですが、新聞紙やその他の紙を使用しても構いません。その場合には一度くしゃくしゃに丸めてボールの形を作るようにした方が成形しやすくなります。
丸めたティッシュを裏返しにしたコーヒーフィルターの中へ入れます。
この時に栗の先端の尖りを出したい方は輪ゴムで止めるなどして形を整えて下さい。今回はセロテープを裏側で留めて形を作りました。裏を平らにし表をふっくらと作り上げると綺麗な栗に仕上がります。
折り紙を使用して栗の茶色の部分に両面テープを貼り付けていきます。好きな茶系の折り紙を以下のサイズにカットし、両面テープを上下に貼り付け、1cm幅で長さ1.5〜2cmほどの切れ込みを入れて下準備をしてください。
では本体のくりに折り紙を貼って栗の形を仕上げていきます。
右端は私の作品ですが、その他は生徒さん達に作ってもらしました。色々な形の栗があって良いかと思います。