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サロンポックル

筥崎宮の放生会

2023.09.28 18:07

 筥崎宮(筥崎八幡宮)は京都の石清水八幡宮、
大分県の宇佐八幡宮と共に、
日本三大八幡宮と呼ばれていて、
平安時代からの歴史があります。

 毎年9月12日~18日の「放生会」は博多三大祭として
沢山の参拝者で賑わいます。
「放生会」は「ほうじょうや」と呼び、
「万物の生命をいつくしみ、
殺生を戒め、秋の実りに感謝する」祭りです。
私は昨年は最終日に参拝予定でしたが、
台風の接近で最終日は祭が中止となって
残念な思いをしました。

 今年は16日に、筥崎宮近くに住む友人と一緒に参拝しました。
土曜日の午後だったので、沢山の人出。
長い参道の両側には500もの露店が並んでいるそうで、
そこを歩くとお祭気分を楽しめました。

 私は小学生時代を過ごした長崎市の
諏訪神社の秋祭り「長崎くんち」を懐かしく思い出しました。
そこでも沢山の露店が並び、金魚すくいしたり、
ヨーヨー(水風船)釣りをするのが楽しみで、
釣ったヨーヨーを持ち帰って、
暫くバシャバシャとヨーヨーの水音を楽しんでいました。

 久しぶりの筥崎宮参拝で、今まで見落としていた
パワースポットの「湧出石」に初めて気付きました。
近年は外国人参拝者が増えたからでしょうか。
英文で、
「This place is Spiritual Place
  "WAKIDEISHI"
  keep off the place」と説明されています。

 本殿前の楼門の額は「敵国降伏」という文字が。
この額については、筥崎宮のホームページに、

その真意は
「武力で相手を降伏指せる(覇道)ではなく、
徳の力をもって導き、相手が自ずから靡(なび)き
降伏するという、
王道である我が国のあり方(真の勝利)を説いています」

このように説明(一部抜粋)されています。
この真意を知って額を眺めると、
大きな安心感に包まれます。