プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの1991年発表の名作アルバム『ダイアモンズ・アンド・パールズ』をDolby ATMOSで配信開始!
10月27日に発売される『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』から、未発表音源「ゲット・ブルー」、「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン)」も先行配信開始!
プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの1991年発表の名作アルバム『ダイアモンズ・アンド・パールズ』がDolby ATMOSで配信開始となった。プリンスのスタジオ・アルバムがイマーシブ・オーディオ(立体音響)で登場するのはこれが初めてのことである。
グラミー賞ノミネート経験もあり、長年に亘りプリンスのオーディオ・エンジニアを務めたクリス・ジェームスが直々にアルバムのオリジナル・マルチトラック・マスター音源を使ってミックスした新しいDolby ATMOSミックスは、ファンにとって今まで聴いたことのない『ダイアモンズ・アンド・パールズ』を聴く機会となる。
「まるで予言していたのではないかと思うくらい、このアルバムのサウンド・プロダクションは没入感のある立体音響フォーマットのために作られたようなものだ。トラック数が多く、映画的な音像を施した楽曲は、サラウンドや天井スピーカーに見事なくらいハマっている一方で、そこまで凝ったアレンジではない曲も、あたかもプリンスとバンドと同じ部屋にいるかのように生き生きと聴こえる」(クリス・ジェームス)
『ダイアモンズ・アンド・パールズ』 Dolby ATMOSはこちらで配信中。
(Apple Music, Amazon Music)
https://warnermusicjapan.lnk.to/dap_atmos
さらに、プリンスの伝説的な音源貯蔵庫に眠っていた2つの未発表曲「ゲット・ブルー」と 「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン) 」が先行配信された。この2曲は、10月27日に発売されるプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの1991年の名盤『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』にも収録される。
「Get Blue」はこちらからお聴きください
https://warnermusicjapan.lnk.to/prince_getblue
「Live 4 Love (Early Version)」はこちらからお聴きください
https://warnermusicjapan.lnk.to/l4lev
元々1991年3月にペイズリー・パークでプリンスが作曲した「ゲット・ブルー」は、後にR&Bアーティスト、ルイ・ルイの1993年のアルバム『レッツ・ゲット・スターテッド』に収録された。今回初めて世に出る未発表デモでは、プリンスが全ての楽器を演奏し、レコーディングからミキシングまで全行程を監修している。
「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン) 」は、最終的に『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のエンディング・トラックとして収録された「リヴ・フォー・ラヴ 」の初期段階でレコーディングを試みた時の音源である。プリンスのバンド、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーも参加している 「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン)」は、1990年のヌード・ツアー中に録音された有名な " Live for Love “のチャントが強調されているのと、トニーMが作詞した(最終的にアルバム収録されたヴァージョンでは担当することになる)ラップのパートをプリンス本人が歌っている初期バージョンである。
「ゲット・ブルー 」、「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン) 」はどちらもペイズリー・パーク・スタジオでレコーディングされ、マイケル・コッペルマンがエンジニアを務めた。
Photo credit: © Paisley Park Enterprises | Photographer: Randee St. Nicholas
今回新たに発掘された音源と映像に加え、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』の創作と功績に関する公式ポッドキャストの新シリーズが10月12日から複数回にわたって配信される。作家でありナレーターでもあるアンドレア・スウェンソンが制作兼司会を務めるこの番組では、当時のニュー・パワー・ジェネレーションのメンバー全員が思い出や見解を語り、アルバム制作までの過程や、作品がプリンスの功績に与えた影響について考察する。
公式ポッドキャスト『The Story Of Diamonds And Pearls』の予告編はこちらからどうぞ
10月27日に発売される『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』には、リマスターされたアルバム音源に加え、47曲の未発表音源と2時間を超える高画質ライヴ映像、さらにプリンスお抱えのフォトグラファー、ランディー・セント・ニコラスによる貴重な未公開写真やプリンスの手書きの歌詞などが収められた120ページのハードカバー・ブックが付いている。ヒップホップ、ダンス、ゴスペル、ポップの高揚感を見事に融合させた『ダイアモンズ・アンド・パールズ』は、プリンスが過去に影響を受けたものを現代につなげ、再びチャートのトップに返り咲いた転機となった作品である。
『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』
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「ゲット・ブルー 」と 「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン) 」に先んじて、今回の再発盤のリリース発表に伴い「クリーム(テイク2)」、「アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス」、「インセイシャブル(アーリー・ミックス/フル・ヴァージョン) 」が今年の8月に先行リリースされている。「アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス」はニューヨーク・タイムズ紙に「これだけで官能的なストーリーが語れるグルーヴ」と絶賛された。一方、「インセイシャブル(アーリー・ミックス/フル・ヴァージョン)」は、プリンスの音源貯蔵庫に眠っていた8分02秒に及ぶこの曲の原型がわかる未発表デモであり、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』に収められる前に削除された歌詞や楽器が収録されている。「Cream (Take 2)」は、のちにビルボード・チャート1位に輝く大ヒットとなる曲でプリンスが違うアレンジをいろいろ試していたのを伺うことができる。
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